Crystal Filmsの概要
1989年?にアメリカのコネチカット州のダンベリーで作られたキャットファイトメーカーです(メーカーが作られた正確な年はわかりませんがCATFIGHTERS #1が1989年だったので、そこが出来た年かなと思いました。ですので間違っているかもしれません。ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。ちなみにホームページは1996年にオープンしたと記憶しております)
そんなCrystal Filmsですが、このキャットファイトメーカーを語る上で絶対に外せないのが代表作であるVideo Magazineシリーズです。本シリーズは#1から#20まで計20作リリースされており、大体2時間位(#19と#20はDVD2枚組だったのでもう少し長かったですが)という時間の中に、マガジンという名の示す通り様々なキャットファイト関連の映像が収録されておりました。その中でメインとなるのが完全本気のリアルファイトで、これが1~5ファイト程度、物語形式のキャットファイトが1、2ファイト程度、あとは昔の白黒映像のキャットファイトや映画(特に古い作品)の中のCFシーンの写真や映像という構成になっておりました。
その他にも観客の前で闘う所謂キャットファイトのライブイベント形式であるHellfire clubシリーズ(#1~#6)やCatfights From The Den(#1、#2)、HARMONY CLUBがありました。特にHellfire clubシリーズはあたりはずれは大きいですが、闘いが噛み合った対戦については非常に見ごたえのあるものになっており、個人的には結構好きなシリーズです。
あとはVideo Magazineシリーズのリアルファイルには内容はちょっと劣りますが、部屋の中(一部屋外もありますが)で行われた結構真剣なキャットファイトを何作か収録していたCATFIGHTERSシリーズ(#1~#6)がありました。このCATFIGHTERSシリーズが最初のシリーズなのではないかなと思います。
上記が大体メインになるとは思いますが他にもアジア人女性のキャットファイトを多数収録したASIAN ANTHOLOGYシリーズ(このシリーズは地図上は東南アジアに独立して記載しております)や、Crystal Filmsオリジナルの単体作品や古典作品として有名なJ. Frank Rushaさんの作品もリリースされてました。
Crystal Filmsでは上記で記載したようにオリジナル作品を多数つくっておりましたが、背景はよくわかりませんが、当時はヨーロッパの老舗Festelle Videoや、既に紹介したCalifornia Wildcatsとも業務提携的なつながりがあったのかなと思わせる感じで、それぞれの作品がお互いのサイトで販売されておりました。
Crystal Filmsではビデオのナンバーとして「CV-」という形でナンバリングされていましたので、Crystal Films作品を探したい方は覚えておいた方がいいかもしれません。
そんな訳で改めて下記表に簡単にまとめてみます。
メインシリーズ | 概要 |
---|---|
Video Magazineシリーズ 「#1~#20」 | Crystal Filmsを代表するシリーズ。このシリーズについては個別にページを作成して、ピックアップして紹介させて頂きます。 Video Magazineシリーズはこちら |
CATFIGHTERSシリーズ 「#1~#6」 | おそらくCrystal Filmsが最初に手掛けたシリーズで、#1は1989年に制作されております。こちらは主に部屋の中で1対1で闘うシリーズでどちらかがギブアップしたら止まって、また再開するという感じの流れになっております。Video Magazineシリーズのリアルファイトに比べると正直大分緩い闘いが多い印象です。ヘアプルもあったりなかったり、髪を掴むだけのレベルだったり、ビンタ等も力の入り具合がもう一つといった感じです。ただ素人女性同士の闘いで、だんだん力が入っていったり、ときおり見せる感情的な攻撃とかは見ごたえあるものもあります。 |
Hellfire clubシリーズ 「#1~#6」 Catfights From The Denシリーズ 「#1、#2」 HARMONY CLUB | Hellfire clubシリーズは地下のお酒の飲めるお店のイベント会場的なところで、観客の前で闘いが行われるシリーズになります。3ラウンド制で大体の闘いが着衣で始まり、脱がせ合って下着になり、最後は全裸で闘うといったものが多いです。大体1R着衣戦、2R下着戦、3R全裸戦といった感じでした。行われている闘いのレベルですが、意外にあなどれない対戦も多く個人的にはこのシリーズの評価は高いです。#5と#6に個人的に見ごたえある闘いが多かったです(もちろんシリーズの特性上はずれの対戦もそれなりにあります) Catfights From The DenシリーズもHellfire clubシリーズと同じくイベントでの闘いで観客に囲まれたマットの上で闘います。個人的な感想では闘い自体はHellfire clubシリーズに比べていいファイトがあまりなかったです。ただCatfights From The Den#1の最後に収録されていたイベント戦とは違うところで観客なしで広めのマットの上で行われた着衣&全裸の結構激しい闘いについては良かったです。 HARMONY CLUBは6戦目の全裸ファイトだけはなかなか見ごたえありました。女性の見栄えはちょっと残念なのですが短髪の女性が巨乳の女性の陰毛を掴んで攻めるといった攻撃があるところはちょっと盛り上がります。 |
ASIAN ANTHOLOGYシリーズ | このシリーズはアジア人女性同士の激しいビンタやヘアプルを交えた激しい闘いが見られるものになっております。Asian Connectionの打撃ありの閉鎖空間のマットの上での闘いと内容が酷似しており、出ている女の子ももしかして同じ女性もいるような気もします。これらの撮影は同じ人(会社)が行っているのかもしれないと思いました。特徴は着衣戦がメインとなっており、私が見た作品では露出しても下着までだったかなと思います。ただその分結構激しさに軸が置かれており、見ごたえがある闘いも多い感じです。(このシリーズは地図上は東南アジアに分類しております) |
その他 | その他としてはJ. Frank Rushaさんの作品である「J.Frank Rusha’s Mud Fight」やロシア、アジア、アメリカ、南米といった4つの地域が収録されている「Four Points」があります。この作品はアメリカ、ロシア、アジア、ヨーロッパといった4つの地域のキャットファイトが収録されている作品なのですが、この中のロシアのファイトではChaosのKamiさんがファイターとして闘ってました。あとは色々なファイトが詰め合わせされた「Catspats」とかがありました。また他キャットファイトメーカーの作品も販売されておりました。 |
雰囲気を伝える為に上記の中からVideo MagazineシリーズとASIAN ANTHOLOGYシリーズを除いて何作品かご紹介します(Video Magazineシリーズについては別ページで詳しく紹介する予定です)
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個人的に好きなファイト(Video Magazineシリーズを除く)
ここではVideo MagazineシリーズとASIAN ANTHOLOGYシリーズ以外の作品から私が見ごたえがあると思った闘いをあげていきます。Crystal Filmsのキャットファイトは個人的には正直当たりはずれが大きい印象がありますが、当たりは結構見ごたえがあり好きなファイトもあったりします。そんな中から個人的に良かったと思った闘いを紹介していきます。
ここで対戦者の名前をあげてますが、テロップ等がでなくて正確にわからなかった女性については、出てきた名前をカタカナで書いてますので違っているかもしれません(正直ヒアリングには自信がないです)
また以下の並びについては大きな意味はありません。
タイトル | 対戦者 | 概要 |
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CATFIGHTERS #3 第三戦目 | ドリー vs アシェリー | 黒のロングスカートのドレスっぽい服を着たドリーと赤のドレスっぽい服のアシェリーの対戦です。他の対戦者に比べて二人共スマートで若くてかわいいです(特にドリーがかわいい)闘いは二人共激しい動きでなかなか序盤から見ごたえあります。髪を掴んで息をきらしながらの闘いは見ごたえあります。闘いのうまさはアシェリーの方が上ですが、闘志ではドリーも負けてません。途中から服がボロボロになって、お互いに下は下着で上は肩だしニット姿になります。闘いは更に激しさを増していきヘアプルも激しくなり見ごたえ十分です。途中で一回インタビュー映像が挟まりますが、闘いが再開すると、良い感じで闘いも過熱していきビンタも飛び出したりと見ごたえもでてきます。この対戦は何といっても二人共かわいいのがいいですね。 |
Hellfire club #3 第三戦目 | KELLY vs JESSY | 茶髪でかわいい巨乳のKELLYと金髪でかわいいJESSYの対戦です。最初からなかなか激しい組み合いで始まりますが、お互いに相手の服を剥ぎ取り合って全裸になります。お互いに全裸フェイスシッティング攻撃を繰り出したりしながら闘います。ラウンドが進むにつれて闘いも激しさを増します。結構かわいい二人がアソコもろだしで闘う姿は見ごたえがあります。最終ラウンドでは結構闘いも激しくになってきてヘアプルや体への平手攻撃も飛び出し感情的な闘いになっていっているのがわかります。非常にいい闘いだったのでもう少し時間があったら良かったのにと思いました。 ちなみにHellfire club #3では第五戦のCINDY vs CASSANDRAが時間は短いですが本気度でいったら高めです(ちょっとビジュアルが今一ですが) |
Hellfire club #4 第一戦目 | MISS “V” vs Maylay | プエルトリコからきたMISS “V”が、Video Magazineの解説でお馴染みの黒髪太っちょおばさんのMaylayと対決します。MaylayはCrystal Filmsの他作品でも何回もキャットファイトをしているのですが、正直演技が大げさなわりに実際には緩い闘いがほとんどという印象を持っていました。ですのでこの闘いも大したことはないのかなとはじめは思っておりましたが、それはいい意味で裏切られました。彼女の闘いでこのファイトだけはお勧めできます。 まずこの闘いの素晴らしさはMISS “V”の攻撃性が引き出しております。個人的に恨みでもあるかのようにMISS “V”はMaylayに容赦ない攻撃を加えます。Maylayもやられたらやり替えすとばかりに対抗し二人共感情が入り闘いが本気になっていくのがわかります。ヘアプルやビンタや蹴り、胸掴みといった攻撃も飛び出るこの闘いは喧嘩マッチと呼んでもいい闘いでHellfire clubシリーズの中でも名勝負に挙げられる対戦になるのではないかなと思います。二人の間に漂う緊張感や嫌悪感、闘いの激しさも申し分なしといった感じです。 ちなみにHellfire club #4には途中CoCoとVanessaの室内での黒人全裸対決が収録されています。こちらは前半は取っ組み合い、後半はボディーパンチの打ち合いという内容で結構激しくて見ごたえありました。 |
Hellfire club #5 テープ1 第三戦目 | VICKIE vs GINGER | この対戦は最初から激しい感じで、蹴りやビンタも力が入ってて見ごたえあります。途中間違ってなのかGINGERの蹴りがVICKIEの顔に当たってしまい、VICKIEも座りながら蹴りを返して闘いは加熱します。二人共下着になってからすぐに下着もちぎり合いながらも激しくなります。ラストラウンドは全裸対決です。お互いに体を叩いたり、胸を掴んだりビンタをしたりして闘います。最後まで結構いい感じの闘いが続きます。 |
Hellfire club #5 テープ2 第三戦目 | TYLER vs KITTY | 第一戦目はHellfire clubの対戦ではない闘い(こちらも演技系だが二人共美人なので見ごたえあり)なので、Hellfire clubの中では第二戦にあたります。 なかなか美人のKITTYと巨乳のTYLERの闘いです。開始と同時に激しく掴み合い激しい闘いになります。最初は脱がし合いながらもしっかりと組み合いつつ闘う感じです。2Rの下着ファイトもはじめからなかなか激しく体締めやヘアプルを繰り出して闘います。最終戦は全裸ファイトです。闘いの勢いは衰えず両者真剣に闘います。体を絞めたり体の肉を掴んだりしながらの攻防で、最後まで見ごたえある攻防が見られます。 |
Hellfire club #6 第三戦目 | アンジェリー vs GINGER | 最初はゆっくり組み合っての闘いになります。しかしヘアプルや打撃攻撃やキック攻撃にも結構力が入っているように見えてなかなか緊張感のあるいい闘いになります。いい感じでビンタとかも飛び出て喧嘩っぽい闘いになっています。2Rになると更に闘いは力がこもってきます。激しく暴れまわるのではなく、緊張感のある力の入れ合いでその攻防は見ごたえあります。途中途中で言い合いがあったりと感情的になっているところがいい感じです。3Rの全裸対決は静かな組み合いといった感じですが、寝転がりあいながらのビンタを入れる場面は盛り上がります。激しさではなく感情的という意味でいい闘いだと思いました。 |
Catfights From The Den #1 | サイレン vs ソニア | なかなかの美女対決。二人共着衣ながらなかなかセクシーです。闘いは最初から結構いい感じで激しく感情が入っていて見ごたえがあります。ちょくちょくビンタとかもでていい感じです。2Rからは下着ファイトです。結構マジビンタとかも飛び出て感情的になってきてますが、途中でサイレンが怪我の為この闘いは中止になってしまいます。このテンションで最後の全裸対決まで続けば最高だっただけに惜しいといった感じです。 |
Crystal FilmsについてのTACの思い出
私がこのメーカーの存在を知ったのはCalifornia Wildcatsのページでも書いておりますが、廉価版のCalifornia Wildcatsの作品の巻末についていたビデオ紹介映像にCrystal FilmsのVideo Magazineシリーズ(確か#1~#3位)のリアルファイトが含まれており、その映像を見た時になります。この時の私は本格的な海外のキャットファイト作品はほとんど見たことがなくCFヒストリー(一般)で紹介したような日本のキャットファイトしか知りませんでした。日本のキャットファイトは日本人同士が闘っているという大きな付加価値はあるものの闘いの激しさという点ではそこまで凄いという作品というのはほとんどありませんでした。そんな中数秒流れたこのCrystal Filmsのリアルファイトの映像には本当に衝撃を受けました。海外キャットファイトの凄さを知って一層海外キャットファイトへの憧れがつのりました。
しばらくしてバトル上野店がオープンしました。ここには多種多様の海外キャットファイトメーカーの作品が並んでおり、その中にCrystal FilmsのVideo Magazineシリーズも置かれておりました。売られていたのは#1~#6の6作品でした。何となく新しいものがいいかなと思ったこともあり、私が初めて購入したのはVideo Magazine#6でした。期待に胸膨らませてドキドキしながらビデオを見て、想像を超える素晴らしい内容に大満足した記憶があります。しかしバトルでは#7以降のVideo Magazineシリーズは残念ながら入荷されませんでした。
それからしばらくしてインターネットで色々とキャットファイト情報が入手できるようになり、Crystal Filmsのホームページを見つけた私はちょくちょく情報をチェックしにいっておりました。そんなことをしていた為、私はリリースされている最新のVideo Magazineのナンバー(この時は#13だったと思います)の情報を見ながらどうしても見たいという気持ちが抑えられなくなりました。この気持ちが海外CFビデオを直接購入する動機になりました。そして幸運にも私の海外CFビデオ購入における師匠として感謝しておりますcatfightloveさんとの出会いにより、海外CFビデオの直輸入におけるアドバイスや実態、注意点を教えて頂きその一歩を踏み出すことができました。購入後家にビデオが郵送されるまでは検閲で引っ掛からないかとか無事に届くのかといった不安も大きかったですが、届いたビデオを見てその内容の素晴らしさに直輸入にチャレンジしてよかったとつくづく感じたものです。ですので最新のVideo Magazineシリーズをどうしても見たいという思いが、その後様々なメーカーの海外CFビデオの購入に踏み出せたきっかけと言えるのではないかと思います。
そんなこんなでCrystal Filmsで何作か購入して問題ないことに気を良くした私は、どんどんとお金をつぎ込んでいき最終的にはVideo Magazineシリーズ、Hellfire clubシリーズの全作品の購入をはじめ、様々な作品をCrystal Filmsで購入しました。実はCalifornia Wildcatsの初期の作品の数本はCrystal Films経由で購入しております(Crystal Filmsの映像にはおまけでキャットファイト映像が色々とついていることもあって得した気分になれたこともあり、それが理由でCrystal Filmsで購入しておりました)そしてVideo Magazineシリーズの最新作は必ず購入して、Crystal Filmsがその活動を終えるまでVideo Magazineシリーズの新作リリースは本当に楽しみだった思い出があります。2004年のVideo Magazine#20で終わってしまった時はちょっとした喪失感を感じるほどでした。
それから更に時は過ぎて世の中にインターネットが広がり、回線のスピードもUPしていったことでYoutubeをはじめとした動画サイトが数多く生まれ一般の人も使うようになっていきました。更に携帯電話やスマホのカメラで誰でも手軽に映像が撮れる時代になり、実際にあった女同士の本当の喧嘩映像が動画サイトに大量に投稿されるようになり、ネットで簡単に見ることができるようになりました。
もしかするとそのような本当の喧嘩映像を沢山見ることができる環境が当たり前という時代で育った人の中にはVideo Magazineシリーズのリアルファイトのインパクトは今一つ伝わりにくいかもしれません。ただ私達の時代では女同士が拳を握って殴り合う本物の喧嘩というものは、想像することすら難しく、どんなに恋焦がれても見ることなどはできませんでした。ですので私達の時代のキャットファイト好きの中ではガチンコのリアルファイトといったら、Crystal FilmsのVideo Magazineシリーズのリアルファイトを思い浮かべる人が非常に多いのではないかなと思います。そしてそれらの方々はCrystal Filmsには私と同様にその本気の喧嘩といってよい闘いの激しさに衝撃を受けたのではないかと思っております。
そういう感じで色々と思い出深いCrystal Filmsですが、このCrystal Filmsというメーカーは世界のキャットファイト界では一つの伝説を作ったと言っても過言ではなく、今後もその存在については語り継いでいきたいメーカーの一つです。
キャットファイトの歴史をわかりやすく紹介する為に引用情報として作品のキャプチャ画像を使わせて頂いておりますが、掲載に問題ありましたらお問い合わせフォームでご連絡頂ければと思います。可能な限り早急に対応させて頂きます。
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