TVドラマ(単発)05 [1992年~1996年] 

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森村誠一の「不倫期」 人妻殺人行・湖畔の宿でレイプ!ちぎれたペンダント、幸福を壊す情事の罠!(1992年)

出演者:山口果林(利子) vs 永島暎子(美穂子)

山口果林さん演じる利子永島暎子さん演じる美穂子は高校時代の同級生です。美穂子はかつて利子の恋人だった男と結婚して主婦として幸せに暮らしております。対して利子は夫に愛人が出来てしまい別居中で経済的にも苦しいという状況です。美穂子は利子の力になろうとしますが利子から見ると美穂子は幸せを見せびらかしているように思えて妬ましくてなりません。そこで利子は自分の不倫相手に美穂子を誘惑させ利子に不倫させることに成功します。更にそれを偶然見かけてしまったかのように装い、美穂子を精神的に追い詰めていきます。そし利子は美穂子の夫(かつての利子の恋人)にも美穂子が不倫していることを匂わします。それにより美穂子は家から追い出されてしまいます。そんな感じで幸せだった美穂子の生活は利子の嫉妬からくる策略により壊されてしまいます。そんな二人が利子の家で闘うことになります。家に帰った利子めがけて包丁で襲い掛かる美穂子。それを何とかかわした利子は美穂子の包丁攻撃を避けつつ反撃しつつ包丁を取り上げようとします。そして廊下で美穂子の腕を掴み壁に叩きつけて包丁を美穂子の手から離すことに成功すると、今度は素手での取っ組み合いになります。元高校の同級生である二人の人妻が相手に憎しみを持って掴みかかり闘うのは中々に見ごたえがあります。床に転がりながらお互いの首に手をかけて殺し合いのようになる二人。そこに電話がなります。電話が鳴る中、馬乗りになった利子が高校時代の二人の写真に目を奪われた隙に美穂子は利子を突き飛ばします。そして突き飛ばされた利子が電話に当たって受話器が取れるとその電話は美穂子の息子からの電話でした。という感じでこの闘いは終わりになります。利子のかつての恋人と美穂子が結婚していたり、美穂子が利子の不倫相手と不倫したりと二人は2人の男の竿姉妹になっており、そういう点もこの闘いを彩る要素になってていい感じがします。


麗子の決闘 銃口に愛をこめて(1992年)

出演者:桜田淳子(原麗子) vs 生田智子(毬子

桜田淳子さん演じる大学教授を夫にもつ麗子。しかし夫には浮気の疑いが。その浮気相手は生田智子さん演じる夫の教え子である毬子でした。そして毬子は無言電話などの嫌がらせをしてきて麗子の怒りは限界に。踏切待ちをしている毬子の元に走ってきた麗子は「格好つけないでよ」と言っていきなり毬子をビンタします。すかさず毬子もお返しのビンタを返します。そして二人の目の前を電車が通る中、突き飛ばし合いながら蹴り合っております。その時わざわざカメラを電車の車輪越しに撮るといった何の為にそんなことをしたのか理解できない演出がされていて、足元しか見えません。その後二人を映すのですが掴み合いではなく、軽い突き飛ばし合いをしながら言い合いをしているような感じです。周りの目も気にせずに喧嘩する二人ですが、毬子が「そんなんだから旦那を他の女に取られんだよ」と麗子を振り切って逃げだします。追いかける麗子ですが、「しつこいんだよババア」と毬子は言って逃げていくところを麗子が追って行ってこのシーンは終了になります。正直タイトルの割にCF的にはもう一つといった感じでした。


湯けむり草津温泉 女たちの殺人研修ツアー 鏡の中に犯人がいっぱい!(1993年)

出演者:石倭裕子(山根恵子) vs ?(ビューティーサロン店長)

石倭裕子さん演じるビューティーサロン2号店の店長の恵子に中傷ビラをばらまかれたと思ったビューティーサロン店長が詰め寄ります。「私がやったって証拠は?」ととぼける恵子に「自分より成績のいいものは許せない、自分より才能のあるものは潰すそういう汚い人よあなたは」と店長は怒ります。言われた恵子は怒って店長をビンタします。何すんのよとビンタしようとする店長の腕をとり、ビンタを防いでそのまま掴み合いになりますが、すぐに周りに止められて終わってしまいます。まあ数秒ですので紹介するレベルではないですが、一応載せておきます


腕まくり看護婦物語3 熱血編 入院患者は夫の愛人!手術室のランプが今夜点灯する(1994年)

出演者:中村あずさ(女医・堀内あゆみ) vs 黒沢あすか(あゆみの養父の若い愛人・裕美)

中村あずささん演じる女医のあゆみは給湯室で自分の母親を責める黒沢あすかさん演じる養父の若い愛人・裕美に洗面器の水をぶちまけます。何するのと掴みかかってきた裕美とあゆみは掴み合いになります。病院の廊下をつかみ合いながら移動する二人の女。裕美がその喧嘩を見ていた医者に助けてと飛びついてこの喧嘩は終わりになります。


山村美紗サスペンス 赤い霊柩車6 婚約者は死者(1996年)

出演者:鳥越まり(香山由香里) vs ?(佐田しのぶ)

鳥越まりさん演じる由香里は殺された社長の息子の元婚約者でした。しかし社長の息子は佐田しのぶに乗り換えて、手切れ金を由香里に渡して別れます。そして由香里が車に乗ろうと地下駐車場に来ると突然「あなたが香山由香里さんね、あなたに話しておきたいことがあるの」としのぶから声をかけられます。「急ぎますから」とその場を去ろうとする由香里の手を掴んで「いつまでも未練がましく彼に付きまとうのはやめて頂けません」としのぶは言い放ちます。「私がいつ」という由香里に「知らないと思っているの?あなたこの間のパーティーにも来てたでしょ、場違いなサングラスなんかかけて泥棒猫みたいにコソコソと、みっともないったらありゃしない、人間そこまで落ちぶれたくはないわね」と心無い言葉をぶつけます。それに怒った由香里はしのぶを振り返らせるとその頬に怒りのビンタを入れます。しかし勝気な性格のしのぶはすぐに由香里に飛び掛かり、掴み合いになります。そして掴みかかってきたしのぶを投げ飛ばしたはずみで由香里を殺してしまってこの闘いは終わりになります。元婚約者と現恋人の闘いというのはお互いに相手に対する嫉妬心が渦巻くこともありなかなかいいですね。


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 素晴らしいチョイスをありがとうございます。
    サスペンスドラマのキャットファイトは
    そのシリアスさからくる迫力も相まって
    グッっとくるものがありますね

    • コメントありがとうございます。
      サスペンスドラマで女性2人が絡んだ物語になるとキャットファイトを期待したものです。実際にはなかなかそんなシーンはなく、いきなり突き飛ばしたら頭を打って死なせてしまうとか、不意打ちで後ろから紐で首を絞めるとか、咄嗟に包丁で刺すという感じで、実際には掴み合いや取っ組み合いになるものはあまりなかったりするので、きちんと肉弾戦が見れた際には本当に嬉しいという感じですね。

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