家政婦は見た!シリーズ第8作目(1990年)銀座─京都、虚飾と欲望に燃える美しい母娘の艶やかな秘密
出演者:芦川よしみ(大里江美) vs 甲斐智枝美(まどか)
家政婦は見た!と言えば市原悦子さんの代表作のシリーズ化されていた有名なドラマです。本作はそんなシリーズの8作目にあたる作品となります(放映時には家政婦は見た!の第8作目として放映されましたが、2019年の放送時にはシリーズ1作目の作品が除外になった関係で7作目として放送されたみたいです。ここではシリーズ8作目としておきます)
芦川よしみさん演じる銀座の高級クラブのママ・大里江美と甲斐智枝美さん演じる江美の店のホステス・まどかの喧嘩シーンとなります。江美が住居と店を世話になっている東京支店長の男からまどか宛てにかかってきた電話を市原悦子さん演じる家政婦がわざと江美に渡したことで、男とまどかの関係が江美にばれてしまいます。そしてまどかはここで開き直って、江美と言い合いになります。そして怒り心頭の江美が「この泥棒猫」とまどかをひっぱたきます。殴られたまどかは「あんたこそしっぽを巻いて京都へ帰れ」と江美の髪の毛を掴んで反撃に転じます。ここから掴み合いになるのですが、どちらかというと物の投げ合いみたいな闘いです。更に家政婦が「おやめなさいよ」と言いながら投げられそうなものを次々に手渡すという余計なことをしてくれるので直接取っ組み合うところはちょっとしかないところが残念な点でした。二人が疲れて動きが変わった後に、腕にけがをした江美の手当てをしているシーンに移って終了となります。録画している最中に地震情報が入ってしまいちょっと残念ですが、テレビの場合にはこういうことありますから仕方ないといった感じです。
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美人コンパニオン殺し 三河湾・“烏落し”死の断崖から生きかえった女(1990年)
出演者:三浦リカ(沢田夏子=沢田冬子) vs 唐沢潤(レイコ)
夜中鳥落しの崖と呼ばれるところで三浦リカさん演じる沢田夏子が唐沢潤さん演じる社長令嬢のレイコにビンタされます。その後二人は揉み合いになるのですが、結局夏子は崖から落ちてしまいます。このシーンはサスペンスでよくある事件当日の回想シーンなのですが、このレイコが夏子をビンタして揉み合うシーンが数パターン取られており、それぞれ回想シーンで違うパターンが放映されていました。ちょっとずつビンタのところが違うのは得した気になりますね。1回目は犯人を見せないということでやり取りも消された遠目でのもみ合うシーンだけの映像になっておりますが、2回目、3回目はきちんとやり取りが聞こえるシーンになっております。夏子は妹の俊子が殺されたことを確かめに日本に戻ってきており、犯人である男と共犯のレイコを突き止めます。そして鳥落しの崖でレイコにビンタされて崖から落とされてしまうという場面になります(実際には落ちても大丈夫なように準備していた夏子は生きていて双子の妹の冬子という設定で再度登場します)
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次はレイコが鳥落としの崖に冬子を呼び出します。会うなりレイコに飛び掛かる冬子。しかしレイコは冬子を投げ飛ばして優位な状況になります。そしてとどめを刺すべく近づいたレイコを何者かが突き飛ばしてこのシーンは終わります。こちらも二つ目はきちんとやり取りが聞こえるシーンになっております。レイコに呼び出された冬子は「私は死んだはずの沢田夏子、妹のかたきよ」といってレイコに飛び掛かります。しかしレイコに投げ飛ばされる冬子ですが、そこに夏子と俊子の実の母親が飛び出してレイコを崖から突き落としてこの闘いは終わりです。
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おまけに三浦リカさんと唐沢潤さんの入浴シーンをつけておきます。二人共お綺麗です。これは冬子が実は夏子なんじゃないかと疑ったレイコが探りを入れている場面で、鳥落しの崖に冬子を誘うシーンになっております。2つ目のCFの直前のシーンとなります。三浦リカさんは私が紹介するCFシーンにちょくちょく出てきます(まだ紹介していない作品も含めて)。しっかりとCFを演じられる女優さんですので個人的には好きな女優さんです。
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悪女の季節 華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!ビデオカメラが覗いた…(1990年)
出演者:中田喜子(冴子=中沢万紀) vs ?(華江、クラブ雅城の元ママ?)
中田喜子さん演じる万紀は妹の復讐の為に冴子と名を変えて、銀座の夜の帝王と呼ばれる男に近づいていました。そしてその男に気に入られて、誘われてついていったその男の別荘で自分の初めて(元々妹が殺されるまでは地味な女性で男性経験がなかったみたいです)を男に捧げます。更に特にお金の無心とかも特にしてこない冴子に男はすっかり心を掴まれてしまい、冴子をクラブ雅城のママにします。そのオープン記念日の当日、控室に菊と冴子の遺影が置かれておりました。メッセージカードには「開店おめでろう 華江」と書かれており、それを冴子がちぎって捨てるとドアが開いて元クラブ雅城のママだった華江が入ってきます。「はじめまして」と挨拶する冴子に「そのしおらしい顔で帝王を誑し込んだのね」と対決モードの華江。なんやかんやとケチをつけてきますが「文句があるなら会長さんにおっしゃってください」と冴子は相手にしません。私がバーテンや女の子に声をかければあんたなんて追い出せるという華江に対して、「皆入れ替えている、あなたがパリに旅行に行っている間に銀座の夜の地図は塗り替えられたのよ」と返します。そんな冴子に「この泥棒猫」と華江がビンタします。すると冴子もすかさずお返しのビンタを返して「この野良猫」と言い返します。そして殺してやると冴子に掴みかかる華江ですが少しだけ揉み合ったところで、華江の仲間のホステスが入ってきて冴子が抑えられます。剃刀を出して冴子の顔を傷つけようと華江が振りかぶったところでボーイが入ってきて華江を止めてこの闘いは終了となります。銀座の夜ではこのような喧嘩は裏では結構あったのではないかなと想像してしまいますね。
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斜陽の果て(1990年)
出演者:美保純(左右みどり) vs 小川真由美(渥美さやか)
実力派監督が自分の作品に自分の愛人女優二人を共演させ、更に役の中でも一人の男を取り合う女同士の役を演じさせるというなかなか魅力的な設定のドラマです。小川真由美さん演じるさやかは監督の昔からの愛人でありスター女優です。対して美保純さん演じるみどりは監督の新しい愛人の若手女優です。この二人が演じる映画の中でみどりが演じる女とさやかが演じる女が衝突するシーンをご紹介します。本当に一人の男を取り合う女優同士に、映画の中でも同じように一人の男を取り合う役を演じさせぶつかり合わせるなんてCF好きにとっては夢のシチュエーションですね。本当に三角関係にある女性同士が出演して闘うキャットファイト作品とかあったら最高だなと思ったことは皆さん一度はあるのではないでしょうか(私は常に思ってます。でもそんなことはほとんどないので脳内で男を巡って因縁があるという設定を追加してたりしてます)
まず最初のシーンは役柄の中でさやかが男といるところにのりこんできたみどりがさやかをひっぱたくシーンになります。このビンタ自体あたっているか微妙ですが、周りの撮影スタッフが引くくらい思いっきり殴っています。そこに監督が来て「いいか、今の感じを忘れるな」と容赦なくさやかを殴ったみどりを褒めます。
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次のシーンはさやかと男が駅で旅立つところにみどりがきて「私を捨ててどこに行くのよ」といって二人に詰め寄る修羅場のシーンです。「あなたのところへは帰らないって言ってんのよ」とさやかが叫びます。「こんな女の為に私を捨てるの?」とみどりが男を責め、「殺してやる」とみどりがさやかに飛び掛かります。そして電車がホームに近づいてくる中駅のホームで掴み合いになる女二人。この喧嘩シーンで興奮した二人はカットの声を無視してしばらく掴み合いを続けますが、一度闘いが止まります。そこでみどりがさやかに向かって「監督に本気で突き落とせって言われてたんだけどさ、あんた捨てられたおばさんだから助けてやったのよ」と勝ち誇った顔で言った言葉に反応してさやかは思わずみどりを駅のホームから突き飛ばします。そしてちょうどやってきた電車の下敷きになってみどりは死んでしまって、、、というお話です。このCFシーン自体は大したことはありませんが、やはり本作は設定が素晴らしすぎですね。それだけで結構楽しめました。
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北海道OL馬主ツアー殺人事件!(1991年)
出演者:白都真理(総務部 景子) vs 八神康子(経理部 明子)
同じツアーに参加した同じ会社のOLである白都真理さん演じる総務部の景子と、八神康子さん演じる”景子の元婚約者と付き合っている経理部の明子”が森の中で揉めております。まだ婚約者との間の問題は決着がついていないという景子に対して勝ち誇ったような顔で明子は「決着?」と聞き返します。「しらばっくれないでよ、私たちの婚約問題が解決しない限り勝手な真似はさせないわ」と景子は怒りますが、明子は笑いながら「それってひょっとしたら未練かしら、それともジェラシー?」と景子を挑発するように言い返します。その言葉に怒った景子が明子をビンタします。殴られた明子は「何すんのよ」と景子に掴みかかって同じ男を巡る同じ会社のOL二人の取っ組み合いが始まります。掴み合う二人ですがそこに同じツアーに参加していた同じ会社のOLがきてこの喧嘩を止めてしまい終了となります。元婚約者と今カノの喧嘩というのは同じ男を巡る嫉妬心や対抗心が表にでていてなかなかいいですね。
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