怪談新耳袋 百物語(2010年)第102話 寺に預けられた理由
出演者:石川麻衣(赤青柄服女) vs 森久ともよ(白紺柄服女)
最初に言っておくとこれはホラー色の強いCFですので、ダメな人もいるかもしれないですので、そこだけ注意です。
女の子が家の台所で母親が作った夕食を食べようとすると突然テーブルが地震がおきたかのように揺れ始めます。すると叫び声とともに廊下から二人の女が激しく取っ組み合いながらなだれ込んできます。森久ともよさん演じる白に紺の柄のワンピース女と、石川麻衣さん演じる赤に青の柄のワンピース女がお互いに髪の毛をつかみ合いながら激しく闘っております。ただこの騒ぎの中、不思議なことに母親は全く気にもしておらず、どうやら何も見えていない様子です。少女はただ怯えて見ているしかないのですが、白紺柄女が赤青柄女の髪の毛を大量に毟り取ったりと闘いは凄惨さを増していきます。そして闘いは少女が食事しているテーブルの上に移ります。そこで赤青柄女は先ほどのお返しとばかりに白紺柄女の髪の毛を背中越しに掴み上に引っ張り上げます。そして髪の毛の束を毟り取ると、白紺柄女は死んでしまったかのように目を開いたままテーブルにうつ伏せに倒れこみます。赤青柄女は満足げにその手を広げ、落ちた髪の毛は少女のシチューの皿に落とされます。思わずその皿を跳ねのけると、「何するの」と母親に怒られてしまいます。そして何と先ほど闘って髪の毛を引きちぎられテーブルにうつぶせになっていた女の姿はどこにもなくなっており、更に闘いでぐちゃぐちゃになっていた部屋の中も何事もなかったような状態に戻っておりました。「何で何で」と混乱して叫ぶ少女に母親が何があったか尋ねます。少女は「女の人が喧嘩してたの、部屋に入ってきて髪の毛引っ張り合って、すごい音がして、抜けたら死ぬみたいに痛がって、でもお母さん気づかなくて」と自分が見たままのことを伝えます。すると母親の表情が優しい顔から一転し、こわばった表情になると「今すぐ来い」と少女を連れて部屋を出ていきます。その後場面は変わり少女は母に連れられてお寺に行って、高校生になるまでそのまま預けられたと友達に語ってます。「お寺で何があったの?」と友達が聞くと、それは聞かないでと言ってこの話は終わりです。
正直このストーリーは何なのか?謎振りするだけして放りっぱなしで終わっております。別のエピソードにつながっているわけでもないみたいです(この話はこれで終わり)。ここで、個人的に思ったのはこの闘って勝ち残った赤青柄女は母親だったのではということです。そして相手の白紺柄女をこの喧嘩でこの映像のように殺してしまって、その遺体をこの家の地面なりに埋めてたりしているのではと思いました。霊感の強い娘がそれを感知して、実際に過去に起こった母親と恋敵(勝手な予測ですが)の死闘を目の前で見てしまい、その事実を知った母親は寺に娘を預けて父親や世間にバレない様に動いたのでは?というように考えました。いずれにせよ通常の取っ組み合いのレベルを超える凄惨な闘いだったので、父親を巡る母親とその恋敵の決闘だったと考えるのが個人的にはしっくりきます。
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ハガネの女(2010年)
<6話 悲しい過去が甦る…生徒失踪!!>
出演者:吉田里琴「現:吉川愛」(菊田真理衣) vs 佐藤日向(佐藤あかり)
同じ4年3組のせりちゃんを負け組だとひどい言葉で中傷する吉田里琴ちゃん演じる真理衣。それを見た佐藤日向ちゃん演じるあかりが「マリーお前最低だよ、せりに謝れ」と言って止めに入ります(※マリーは真理衣のあだ名)。「関係ないやつは引っ込んでてよ」と言い返す真理衣。二人は激しくにらみ合います。その時一人の男児が「これはまさかのドリームマッチだー」と煽るように叫びます。それに呼応して周りの男児から「あかりあかり」「マリーマリー」と声援が起こります。闘いはいきなりダブルビンタで始まります。同時にヒットするもお互いに吹き飛ぶように後ろに倒れる二人。しかし立ち上がるとお互いに飛び掛かり取っ組み合いが始まります。きちんと二人が闘いやすいように机をどけて場所をつくったりしていて、喧嘩させる気満々なのがすごいですね。その上無責任な男児の「あかり」「マリー」コールが響き渡り、そんな中二人は蹴ったり上に乗ったりとは闘います。しかしこのシーンは6話の最後にエンドロールが下に流れている中行われており、更に別シーンに長時間移ったりしてあまりこのシーンは尺がありません。そしてこの回はこのまま終わりとなります。
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<7話 届け仲間へ!! 最後の特別授業 ※6話の続き>
そして7話(最終回)の冒頭で別のシーンがあり、そのシーンが終わると廊下を歩いている先生の元に女子児童が駆け付けてきて、こう告げます「先生大変!マリーちゃんとあかりちゃんが殴り合いの大喧嘩してる!」そして教室に場面が映ると、真理衣が上にのったあかりを蹴り飛ばし、再び二人共組み合います。そこに先生が教室に入ってきて、喧嘩の間に入って止めて終了となります。
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小学生の女の子同士の取っ組み合いの喧嘩と言えば、西田敏行さんが先生役の「サンキュー先生」の「17話:女心はミステリー」がこの界隈では有名かもしれません。私も頂いた映像で見たことありますが画質が良くないため紹介は難しいと思い、入れておりませんが興味のある人は探してみてください(ただし女の子のビジュアルに格差ありなのでご注意を)。
ナサケの女 ~国税局査察官~(2010年)第6話 愛人が4人! 金庫番の女帝
出演者: 紫吹淳(島田美恵) vs 森脇英理子(小泉しのぶ)
4人の愛人がいる男に査察が入り、愛人1号、愛人2号、愛人3号が税務署に身柄を確保されます。口を割らない3人に対して、主人公松子が「もう面倒なんで1号、2号、3号鉢合わせさせちゃったらいいんじゃないですか」という提案をします。そして3人は同じタイミングでトイレに行きます。トイレをして出てきたところで鉢合わせになる3人。そこで森脇英理子さん演じる愛人3号のしのぶが「あらおばさんたちまだ会長と別れてなかったの?」と言います。すると紫吹淳さん演じる愛人2号の美恵がしのぶの顎を掴んで「受付嬢あがりがえらそうに」と言います。するとしのぶが「なによおばさん」と美恵をビンタします。すかさず美恵も「やったわね」とお返しのビンタをしのぶに入れます。続けてしのぶが「くそばばあ」と美恵をビンタして「ふざけないでよ」美恵もお返しします。そして二人は掴み合いになります。美恵としのぶはお互いに、取り調べでも自分が一番愛されていると話しており、顔を合わせた瞬間に女同士の対抗心が表に出てすぐにいがみ合うところがいい感じです。そんな喧嘩を横目に愛人1号はさっさとトイレから出ていきます。外では男たちが「女ってなんでこんな恐ろしい作戦思いつくのかね」と喧嘩している声とビンタの音を聞きながら話しています。トイレの中では美恵としのぶが髪の毛を掴んでまだ喧嘩中です。そこに松子が出てきて「お知らせがあります、会長に愛人4号ができました」といって二人の喧嘩は終わりになります。このCFのビンタシーンは本当に入っていて、お互いに結構勢いがあるいいビンタを入れておりなかなか見ごたえがありました。
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女帝 薫子(2010年)第7夜 さよなら No.1ホステス
出演者: 桐谷美玲(西村紗也) vs 黒川智花(南野美樹)
お世話になった大ママを裏切って独立した日出子ママが出したお店に移った黒川智花ちゃん演じる美樹。その事に怒った桐谷美玲ちゃん演じる紗也が美樹を雨が降る中、”ここはどこ?”っていう感じの土と草がいっぱいの場所に呼び出します(舞台って銀座ですよね?)。その事について美樹を責める紗也。「そんなにお金が大事?お金よりも大事なことがあるでしょ?」という紗也に対して美樹が飛び掛かります。雨で泥のようになっている土の上に紗也は倒されます。そして「そういう紗也の優等生発言大っ嫌い」と叫ぶ美樹を跳ね飛ばして「そういう事言ってるんじゃない、おれだって美樹のひがみ根性が大っ嫌いだ」と言い返します。そして泥んこになりながら転がる二人。最後は二人共大泣きして終わります。でもこんな泥んこでどう帰るんだろう二人共、、、。というか何でこんな場所で話をしたのかが”??”です。でもウェット&メッシー好きにはど真ん中のシーンかもしれません(制作サイドにいたんじゃないかと思ってしまいます)。何はともあれ二人の体当たり演技には拍手を送りたいですね。
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名探偵コナン 工藤新一への挑戦状(2011年)
本作は漫画、アニメで有名な名探偵コナンの主人公の江戸川コナンが、薬を飲まされる前に高校生探偵・工藤新一として活躍していた時をベースにした実写ドラマです。なんとこのドラマ全13話中4話でCFシーンを見ることができます。でも残念ながら一つ一つのCFは短くて見ごたえ的にはもう一つといった感じでそこだけが惜しいです。そんなCFシーンを全てご紹介していきます。個人的にこの中で一番良かったのは最後に紹介する第7話です。
<第3話 密室法廷で起きた殺人事件! ホステス殺害トリックを暴け>
出演者: 大塚寧々(妃英理) vs 山崎真実(斉藤麗香)
コナン君に薬を毎回撃たれて眠ってしまうことになり、漫画とはいえ後遺症を心配してしまう探偵・毛利小五郎ですが、そんな彼を巡って過去に大塚寧々さん演じる英理と山崎真実さん演じる麗華は過去に修羅場になり取っ組み合いの大喧嘩しておりました。そんなシーンがちょっとですが回想で流れます。最終的に小五郎と結婚して蘭ちゃんを生んだ英理がこの女の闘いに勝った感じですね。ほんのちょっとですが、英理がしっかりと麗香の髪の毛を掴んでいるのがいいですね。
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<第5話 記憶を消した女優の華麗なる殺人トリック 避暑地での完全犯罪>
出演者: 田中美里(永田知里) vs 肘井美佳(如月沙織)
映画監督の別荘に招かれた工藤新一ら面々。そこで肘井美佳さん演じる女優の如月沙織に対して監督が演技指導と称して激しいキスをします。そこにちょうど田中美里さん演じる監督の妻で大女優の知里がやってきます。監督に話しかけながら沙織の前に行くといきなり沙織をひっぱたきます。そして「この泥棒猫。人の夫たぶらかして役とろうだなんて泥棒猫以下の女ね」と罵ります。するとすかさず沙織もお返しに知里をひっぱたきます。「なにすんのよ」と怒る知里に「夫の管理もできないくせに大きな口叩かないでよ」と言い放ちます。そして「大女優だか何だか知らないけどあなただって体で役とってきたんでしょ」と続けて言います。すると知里は「許さない」と包丁を手に取ります。そこに監督が間に入って「僕の理想は妻と愛人が仲良く共存してくれることだ」とそのまま刺されてもおかしくないようなことを悪気もなく言い放って終わりとなります。
いきなり刃物に行くというのはいただけないですね。やはりここはせめて飛び掛かって、二人の掴み合い、取っ組み合いをしてから、たまたま突き飛ばされた先に包丁があってとっさにそれを掴む的な展開にせめてするべきだったのではないでしょうか。
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<第6話 美女20人の華麗なる殺しのキス! 殺人方程式に隠された殺意!>
出演者: 水谷妃里(甘城久美) vs 三津谷葉子(桜井響子)
キャバクラで水谷妃里ちゃん演じるNo1キャバ嬢の久美と三津谷葉子ちゃんが演じるNo2キャバ嬢の響子がロッカールームで客を巡り取っ組み合いをしております。更に久美は自分の上客の先生に手を出すなといい他のキャバ嬢にも威嚇します。ただ残念ながらカメラ位置の関係で正直ほとんどこのシーンはよく見えないです。
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<第7話 血ぬられた骨肉の遺産相続殺人! 誘拐トリックのナゾを暴け!>
出演者: 宮地真緒(野口由利) vs 林丹丹(野口美紀)
お金持ちであるラーメン王の告別式で宮地真緒ちゃん演じる長女の由利と林丹丹ちゃん演じる次女の美紀が突然取っ組み合いの喧嘩を始めます。妹の美紀は愛人の娘で、由利と父親は同じだが母親が違う姉妹で、自分が一番父親に愛されていたという自負を持ってます。姉妹喧嘩でも本当の姉妹よりこの異母姉妹という設定のほうが個人的には好きです。そしてそんな姉妹の取っ組み合いは何とワイドショーのテレビから流れてきた映像でしたという形でフェイドアウトして終わります。こんな美人姉妹の喪服キャットファイトシーンがワイドショーで放送なんてされた日にはCF的には超お宝映像になること間違いなしですね。
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