TVドラマ(連続)11 [1992年] 

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十年愛(1992年)第5話 破局の果てに…

出演者: 田中美佐子(田村 青空) vs 斉藤慶子(吉野 文)

田中美佐子さん演じる青空の元に、斉藤慶子さん演じる青空の昔の友人である文が突然訪ねてきます。そして文は青空に「私ね、付き合っている人がいるの。その人は昔親友だと思ってた人に取られたの。だから取り返してやった」と言います。実は昔青空は、文の結婚式当日に文の新郎となる男に告白し、結婚式場から脱走してその後結婚するという略奪婚をやっていました(男も青空が好きだったとはいえ青空が文に恨まれるのも当然ですね)。そんな青空にはその略奪婚前に不倫をして、更にその男の子供を妊娠しておろしていたという過去があり、それを一番知られたくない夫(文から奪った男)に文から告げ口されていました。その事実をここで知ることになります。そして「あの人を一番愛しているから。あの人以外を愛せないから、誰かさんと違って」と文が言うと、その言葉に反応して青空は文に強烈なビンタ(あたってるか微妙です)を入れます。
思わず倒れこむ文。青空は「二度と私の前に現れないで」と叫びます。文は起き上がり、すかさずお返しのビンタ(これは完全にヒットしてます)を返します。それを受けて青空が文に飛び掛かりもみ合いになります。男を奪い、奪われた女同士の闘いです。お互いに相手を憎むべき理由がしっかりとあり、CF的には完璧な設定といえます。最後はゴミ箱に倒れこんだところで、「あたしたちだって結婚できるのよ」と叫んで、泣きながら文は走り去っていき終了となります。正直文の戦意喪失が残念で、結婚式に男を奪われた憎しみはこんなものではないと思うのでそれをもっと発揮してほしかったところですね。 


キライじゃないぜ(1992年)

学園バイオレンスものというこのドラマ、刑務所みたいな学園が舞台になっており、そういう背景もあってCFシーンがちょくちょくありました。 


<第一戦>
出演者:中野みゆき(逢河美紀) vs 貴島サリオ(川島芽具)

貴島サリオちゃん演じる芽具が、中野みゆきちゃん演じる美紀にビンタして喧嘩が始まります。残念ながら一対一ではなく、すぐに男達も加わって乱闘になるのが勿体ないところですね。きちんと映ってませんが女の子同士でしっかりと闘っている感じだったので勿体ない感じです。


<第二戦>
出演者:中野みゆき(逢河美紀) vs WINK相田翔子(大沢礼子)

「おめえのお嬢さん面はいつか泣き見せてやろうと思ってたんだよ」と言って、相田翔子ちゃん演じる女子のリーダー格・礼子美紀をビンタして掴みかかります。美紀も反撃して掴み合いになりますが、喧嘩をやめさせてという女教師のお願いを聞きいれた一匹狼の硬派な男が、血を出して寝転がっている男を蹴って叫び声を上げさせて注目を集めて喧嘩を終わらせてしまいます。ちなみに相田翔子ちゃんは素では結構天然ボケな傾向で可愛い女性なのですが、演技は結構イケる感じです。憑依型の女優さんのような気がしますのでCF向きかもしれません。このシーンでも短かったですが、結構思い切ったCFをやってくれております。 


悪女(わる)(1992年)第5話 幸せは歩いてこないッ!

出演者:石田ひかり(田中麻理鈴) vs 鶴田真由(佐々木チエ)

石田ひかりちゃん演じる麻里鈴の大事な写真を、鶴田真由さん演じるチエが破り捨ててしまいます。それに怒った麻里鈴がチエを追いかけて通路でボディーアタック。そこから二人は通路でつかみ合いになります。周りにすぐに止められてこの闘いは終了となりますが、会社でこんな美女OLの喧嘩が見れたらそれだけで、一生モノの思い出となりますよね。まだ鶴田真由さんがブレイクする前あたりだったと思います。個人的には鶴田真由さんと言えばポテトチップスのCMが本当に可愛かったという印象があります。スカートが風で捲れて、パッと隠すシーンや、子供相撲編で最後にスカートを捲り上げて「よいしょっ」て四股を踏んでる姿が印象的でした。


東京エレベータガール(1992年)

出演者:宮沢りえ(沢木つかさ) VS 奥山佳恵(野田尚子)

飲んで帰ってきた奥山佳恵ちゃん演じる尚子。その帰りを待っていた宮沢りえちゃん演じる同僚のつかさ。そこで言い合いになりますが「もしかして司も抱かれたいの?」という尚子の言葉に怒ったつかさが「いい加減にしなさいよ」と尚子が飲んでいるグラス(を持っている手)をはたき、そのお返しに放たれた尚子のビンタから二人は取っ組み合いになります。この頃のドラマでは普通にアイドル同士での取っ組み合いシーンとか見ることができましたね。


その時ハートは盗まれた(1992年)

出演者:一色紗枝(椎名 裕子) vs 内田有紀(麻生 早紀)

一色紗枝ちゃん演じる裕子内田有紀ちゃん演じる早紀がディスコでお互いに悪口を言い合います。そしてとうとう早紀の発言に裕子が水(お酒?)を早紀の顔へかけます。お返しに早紀も裕子の顔へ水をかけ返し掴み合いになります。このファイト自体は画面が暗くて見難い上に、静止画のコマ送りのような感じの映像ですので、CF的には見応えも全然ないのですが、当時人気のあったアイドル同士のCFシーンということで一応ご紹介します。バックで裕子の気持ちのセリフがあるので、下記に記載しておきます。
「こんなに人を憎いと思ったのは生まれて初めてだった。そして血を流しても命を落としてもこの喧嘩には負けたくないと思った。エイリアン2のシガニーウィーバーみたいに死ぬまで闘ってやれと思った」
一色紗枝ちゃんの可愛い声で言われるとまるで説得力がないですが、”この喧嘩に勝ちたい”ではなく”この喧嘩に負けたくない”というのがいいですね


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 前に田中美佐子さんが何かの番組にゲスト出演された際に兄弟が友人が途中から参加され、田中美佐子さんが小学生の時のことを話して(暴露して)友達の女の子とケンカをした事を話したのを見た記憶があります。学校の帰りに原因はわかりませんが見かけた時にお互いに髪を引っ張っていたのを目撃したとのことです。
    また別のドラマの話しですが、高橋由美子さんと斎藤陽子さんが「ラビリンス」というドラマで喧嘩するシーンがありました。二人とも看護婦の役で手術室で言い争いになり、手術道具の片付けをどちらがやるとかで取り合いになり、斎藤陽子さんが「(風俗で仕事をしていた高橋由美子さんに)風俗で仕事したいそうね。そういう格好はそういう所でしたらどうなの」と言われてキレた高橋由美子さんがビンタします。斎藤陽子さんもお返しにビンタして、つかみ合いになり手術室ということもあり手洗い場の水道でお互いに水浸しになり、手術道具は散乱していました。体格では斎藤陽子さんが有利かと思いきや高橋由美子さんも負けじと応戦していました。特に手洗い場に高橋由美子さんが押し込められびしょびしょになったにもかかわらず、体勢を立て直し今度は斎藤陽子さんの頭を掴んで「頭冷やせ」とお返しに水浸しにさせるシーンは興奮しました。当時ビデオに録画したにかからわず、今はそのビデオもなくなってしまい後悔しています。ナース姿で水浸しの喧嘩はドラマでもそうあるものではないと思います。

  • コメントありがとうございます。紹介いただいたラビリンスは本日更新したページで紹介させて頂きました。確かにナース姿の水浸しCFはレアだと思います。

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