はじめに
私と世代が近い人たちは皆この番組には色々とお世話になったのではないでしょうか(受信できない地域の方もいたらしいので、受信できるとこに住んでいた方前提にはなりますが)。私も土曜日の夜は「ギルガメッシュないと」というのはある意味定番化してましたね。毎回録画しとけばよかったのですが、他の局の深夜番組も結構面白くてそちらを録画していたり、この頃土曜日は遊びにいってそのままオールで遊んだりすることも多かったので結構見逃しも多かったなと思います。今みたいにHDDレコーダーがあればどんなに幸せだったかという感じです。
私達世代にはある意味伝説的な番組ですが、何がそんなに凄いと言われるのか、今の若い方たちや世代がちょっと違くてこの番組を見ることができなかった方々にはわからないと思います。そこでキャットファイト企画については個別できちんと別ページで紹介していきますので、ここでは「ギルガメッシュないと」という番組がどんな感じだったかを簡単に紹介していきたいと思います。大体私が良く見ていたのは1992年の細川ふみえちゃんが司会をしていた時から1996年3月までの木内あきらちゃんが司会をしていた位の時期になっておりますので、紹介できるのはその辺りになってます。
まず一番初めにどんな感じだったかわかりやすいシーンを少しだけ抜粋してみました。これが地上波で普通に放送されていたということで、どれだけ凄かったかわかりますよね。普通におっぱい、お尻が画面に映っておりました。
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どの局の番組か
まずこの番組はテレビ東京の深夜番組で、制作も下請けの制作会社とかではなくテレビ東京自身が直接やっていたみたいです。だからこそあそこまで突き抜けた番組が実現できたのかなと思います。番組開始は1991年10月5日でそれから約7年間放送されて1998年3月28日に惜しまれつつ終了しました。全放送回数は324回とのことです。はじめはエロを全面に出した番組ではなくて、比較的真面目な情報番組だったみたいです。ただイジリー岡田さんのAV女優のお宅訪問というコーナーはあったらしく、第一回目は飯島愛さんを発掘した伝説のAV女優の後藤えり子さんだったというのを聞いたことがあります。
そんなギルガメですが1992年1月にスタッフが一新されて番組が生まれ変わり、司会アシスタントとして細川ふみえちゃんが加わって、更に2月に飯島愛ちゃんが番組に出るようになって、私の良く知るギルガメの形になったみたいです。私の記憶は細川ふみえちゃんがいた頃からですので1992年1月から見始めたという事だと思います。
出演者
細川ふみえちゃん
私の中では細川ふみえちゃんが「ギルガメッシュ」って言ってこちらを指さしてウインクするというのがギルガメのイメージという感じで、それだけふみえちゃんの印象は大きかったです。そんなふみえちゃんですが番組が生まれ変わった直後の1992年1月18日の放送回でのふみえちゃんの衣装が凄すぎたので、それを紹介いたします。この時はまだ飯島愛ちゃんは番組に参加しておらず、翌2月から番組に出演することになるのですがその前の映像という事になります。胸元が大胆にダイヤ型に開いていてふみえちゃんの大きなおっぱいが谷間だけではなく横と下からも見ることができ、更に太もものところも足の付け根までスリットが入っていて、この衣装を着たふみえちゃんを見てるだけで満足できる回でした。別の日でも胸の谷間が協調された衣装というのは結構あったと思いますが、インパクトでこの衣装を超える回は私が見た限りではありませんでした。でもこの衣装を着こなすにはふみえちゃんクラスの巨乳が条件になりますよね。いずれにせよ最高でした。細川ふみえちゃんは何にでも真面目で一生懸命取り組む頑張り屋さんで見ていてとても好感が持てて私はとっても好きでした。またこの回にはボディコン大相撲の第一回目が放映されており、そちらはCF企画のほうで紹介しますが総合的に最高だったなと思える内容でした。この時からこの番組はチェックしなくてはと思ったものです。
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飯島愛ちゃん
そしてギルガメと言えば、もちろんこの人、飯島愛ちゃんです。愛ちゃんは後に「Tバックの女王」と呼ばれるようになりますが、それはもちろんこの番組発信になります。はじめは番組のオープニング後すぐあたりのタイミングで「ルール」というコーナーがあり、色んな職業を愛ちゃんが演じて最後はTバックのお尻を見せるシチュエーションを演じて終わるということをやってました(紹介したのはエレベーターガールのルールです)。そしてCM入り前にはこの番組のタイトル名と共に結構スカートをまくったりしてTバックのお尻を見せてくれたりしてました。愛ちゃんの形の良いお尻にTバックが本当に似合ってました。その後細川ふみえちゃんが1993年7月?に番組を卒業した後の1993年8月からギルガメの司会になって大いに番組を盛り上げてくれました。それから約2年間位続けてからこの番組を卒業するのですが、この番組を卒業してからの活躍についても言わずもがなで、地頭の良さを生かして様々な才能を発揮してました。残念ながら若くして亡くなってしまいましたが、AV女優から最もビッグになった人は誰?と聞かれたら間違いなく飯島愛ちゃんだと答えると思います。
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ルールのオープニング企画が終わってから、「GNNヒップライン」という「CNNヘッドライン」のパロディーのオープニング企画もやってました。ただルールの後企画だったかどうかは記憶が合っているか定かではありません。
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その他出演者
またこの番組には当時のセクシーグループであるギリギリガールズや、C.C.ガールズ、T-BACKSとかも良く出ておりましたし、番組の為につくられたセクシーグループであるセクシーメイツや、AV女優の女の子(初期はAG××という感じでおニャン子クラブみたいにナンバーがついてました)や、脱げる女優さん、グラビアアイドルが多数出ておりました。深夜にも関わらず視聴率が高かった為、セクシーを売りにする女の子たちはこの番組に出演することは知名度を上げる為にも登竜門的な感じだったのかもしれません。
おまけ(イジリー岡田さんについて)
ギルガメを最も象徴する人と言えばイジリー岡田さんということでほとんど異論はないかなと思います。まさに天性のエロ芸人という雰囲気で番組を盛り上げていたイジリー岡田さんですが、実は欽ちゃんのようなお笑いをやりたくてこの業界に入ったということで下ネタとかは本当はやりたくなかったみたいです。むしろ下ネタなんかで笑いを取るなんて邪道だというスタンスだったみたいです。
またイジリー岡田という芸名も”客いじり”がうまいからということで出版社の編集長に命名されたとのことで、エロい意味でのイジリから来ているわけではないみたいです。私が見ていた時にはこれが天職かというレベルで色々とやっていたように見えたのですが、さすがプロという感じですね。大人になるとその凄さに尊敬の念を抱いてしまいます。ちなみにホリプロは今でこそお笑い芸人を何人も世に送り出しておりますが、その第一号はイジリー岡田さんとのことです。そのことからもこの方が実力を持った芸人さんであることが裏付けられていると思います(ギルガメ以外での番組の進行やトークもやはりうまいなと思います)
そんなイジリー岡田さんですが実はギルガメに出ていない時期がありました。正確にはわかりませんが大体1994年4月~1994年11月あたりのタイミングだったと思います。その時は同じホリプロの後輩芸人だったバカルディ(現・さまぁ〜ず)さんがイジリー岡田さんの後任として番組にでており、その間大体8カ月位イジリー岡田さんは番組にでておりませんでした(とはいえイジリーさんも女相撲の企画の時とかに顔を出したりしていたので完全にいなくなった気はあまりしませんでしたが)。しかしイジリーさんはギルガメという番組において「ロケにいく」「スタジオで進行を回す」とフルで活躍していただけではなく、この番組には多数の女の子がでている為、女の子達の仲や空気を察知してうまく緩衝役になることもされていたみたいで、イジリーさんがいなくなって暫く立つと裏では番組の空気がだんだんと悪くなっていったみたいです。
そんな状況に危機感を抱いた飯島愛ちゃんがイジリーさんに電話して戻ってきてほしいと言ったらしいですが、イジリーさんも事務所や番組の意向で降板したということで自分ではどうにもできないと愛ちゃんに伝えます。すると愛ちゃんは私が話をつけるということで、プロデューサーに、自分が番組を続けるのであれば2つの条件を飲んでくれと直談判します。一つはイジリー岡田さんを番組に復帰させること、もう一つはイジリーさんと同じタイミングで変わったディレクターを戻すことという条件をだしたみたいです。番組の事を真剣に考えていて、その頃にはもはやギルガメの顔となっていた愛ちゃんの発言力は大きく、イジリーさんは無事に番組に戻ってくることになったみたいです。そしてイジリーさんが番組に出ていない間には視聴者のプレゼントハガキの枠に「イジリー岡田を復活させてほしい」というハガキが何百通(何千通?)も届いていたみたいです。番組中にセクシーな抜きどころシーンからのイジリーさんの顔のアップや、女の子のHな個所をうまい具合に頭や腕で隠していたことから「邪魔すんなよイジリー!」と私を含め多くの男たちから突っ込みを受けていたと思いますが、やはりイジリーさんがいないとギルガメじゃない感はありましたので納得のエピソードですね。ちなみに、そういった邪魔をする的な動きも綿密なリハーサルからのカメラさんとの段取りに基づいた計算だったということで今考えると本当に大変だったんだなと思いますね。
そんなわけで飯島愛ちゃんのおかげでイジリーさんは番組に復帰することになりましたが、番組当初に遅刻が多いことで、共演者から嫌われて孤立する可能性があった愛ちゃんに対して「今度遅刻したら番組内ではしゃべるけどそれ以外ではしゃべらないから」と叱りつけて諫めたという過去がイジリー岡田さんと愛ちゃんの間にはあったみたいで、そんなこともあって愛ちゃんもイジリーさんを信頼していたのだと思います。
そして復活後は私達の世代にはお笑い(というか喜劇)界のレジェンドである志村けんさんの付き人だった山崎まさやさんと二人で番組を盛り上げてギルガメ終了までプロとしての仕事を全うされておりました。長くなってしまいましたが私は男性女性問わずプロとして徹することができる人は好きですので、プロとして尊敬できるイジリー岡田さんについてお話させて頂きました。
番組企画
そんなギルガメには数々の名物コーナーがありました。
まずはなぎら健壱さんと野坂なつみさんのコンビで始まった「夜食ばんざい」です(このページ最初の画像のお尻は野坂なつみさんです)。これは出ている女の子が裸エプロンで料理の助手として動き、棚の上に置かれた調味料や食器を取らされたりして、あわや大事な部分が見えちゃうかもというきわどさを売りにしたコーナーでした。そのコーナーは「新夜食ばんざい」としてイジリー岡田さんと憂木瞳さんのコンビに引き継がれました。最後は「ギルガメクッキング」という名前に変わり山崎まさやさんと城麻美さんのコンビに変わったみたいです。ちなみにイジリー岡田さんが後年に語ってましたが、憂木瞳さんの大事な部分は丸見えだったみたいです。羨ましいって思ってしまいますが、カメラさんとの立ち位置の段取りを守ることや進行を回すことでイジリーさん自体はHなことを考える余裕なんて一切なかったみたいです。イジリーさんは元々真面目な方ですし、この方の現場廻しがなかったらこの番組は続かなかっただろうなと思います(番組を見ていた時には「邪魔だ、どけイジリー!!」って思っておりましたが、、、)
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その他の有名なコーナーとしては「ギルガメ治療院」でAV女優の女の子が上半身裸になって指圧師のジェフ古川さんが女の子のツボを押して治療するというコーナーがありました(その間にその女の子のAV紹介映像が流れていたような気がします)この時のベットは途中からガラスのベットに変わって、寝ころんで下から撮るとおっぱいが良く見えるという非常に見栄えのするものになった気がします。下の写真は初期の憂木瞳ちゃんの治療院の時の回と、葉山レイコさんがギルガメ治療院に出た回になります。葉山レイコさんはとても綺麗でかわいかった方ですので番組内で脱いでくれた時はいつもうれしかったですね。
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他にも「バスルームシネマ」や「三乳士」といった企画もありました。更にギルガメでは単発で様々な企画が行われました。その中でも私が記憶に残っているものを簡単に紹介します。この番組の凄さの一旦がわかるかもしれません。
まずは裸エプロンの女の子達による椅子取りゲーム。言葉で説明するより見て頂いた方が早いです。これが深夜番組とは言え地上波で放送されていたという事実がものすごいですよね。最高の時代だったなと思います。そりゃギルガメ収録時にはスタジオにこの番組とは関係ない色んな人が見に来ていたというのも頷けます。
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そしてある会社の社員旅行という設定で、温泉旅行に行くという回がこちらになります。注目はセクシーメイツの染谷正美さん(この時はもう解散した後でした)で、大胆にお尻を見せてくれている上に、前もバスタオル一枚だけで隠しているので、それがめくれて胸や股間があわや見えそうという感じでとても見ごたえありました。個人的には染谷さんは好きだったのでこの回はとても良かったです。
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ちなみにこの時一緒に出ていた北原梨奈ちゃんや憂木瞳ちゃんはこの温泉でバストトップまで見せてましたが、城麻美ちゃんはバスタオルで隠したままでした。城麻美ちゃんはバスルームシネマとかでは普通にバストトップまで見せてくれていた(このページ最初の画像の4枚目)のですが、途中からこういう単独の企画ものでは脱がなくなったようなイメージがあります。ただドラマに出たりして結構活躍の場を広げておりました。
特に1996年5月に放映された木内美穂ちゃんのヌードでも話題になったドラマ「HEN Vol.2 ちずるちゃん・あずみちゃん」では主役のちずるちゃんを演じていました。ついでに紹介しますがこのドラマのオープニングもかなり凄かったです。過激すぎたのか第二回目からかその後からかは覚えてませんが、オープニングで露出していたバストトップにシールが張られたバージョンが流されるようになってました。私は第一回目を録画してましたので、そのオープニングの一部をついでに紹介します。これがドラマのオープニングというから凄いですよね。更に映像は残っていないので紹介できませんがエンディングも凄くて、全裸の女の子がプールで泳いでいる姿をアップでとらえた映像が延々と流れるという感じだったと思います(ある意味露出度ではエンディングのほうが凄かった気がします)。
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あとは「ギルガメ写真館」というコーナーもありました。これは女性カメラマンがAV女優さんやセクシー系アイドルの写真を撮るというもので、「性の虐讐 プレイ・バック」で滝川なおちゃんとキャットファイトをした栗原みなみちゃんも女性カメラマンとして女の子の写真を撮ったりしてました。
ここでは滝川なおちゃんがモデルを務めて渡邊香富さんがカメラマンをした回を紹介します。滝川なおちゃんはヌードにはなってはいませんが、この写真の撮影時にはバストトップに貼ったニップレスがかなりはっきりと映っていたりして結構どきどきできました。なおちゃんはSMプロレスのはっちゃけた闘いぶりから結構好きになっていたのでこのようなセクシーな姿を見れるのは嬉しかったですね。カメラマンである渡邊香富さんも下着姿で下はTバック姿という恰好で写真を撮っていたというのが結構凄いですよね。
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最後におまけとして爆乳のAV女優である十条みゆきちゃんとみずしまちはるちゃんが出演して爆乳トークを行ったという企画を紹介します。このみずしまちはるちゃんについては興味深い情報がネットに書き込まれていてCF的に惹かれましたので紹介します。それはこのちはるちゃんが風俗で仕事している時にお客さんだったという方の書き込みだったのですが、爆乳AV女優の沢口みきちゃんとみずしまちはるちゃんは仲が悪くてお互いに「デブ巨乳」と陰で言い合っていたという風に書かれてました。二人共規格外のおっぱいの持ち主ですし、そんな二人が本当に爆乳をぶつけあって直接キャットファイトで闘う姿を想像するというのもなかなかいい感じです。
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昔はビデオテープも有限で保管する場所もそれなりに必要になってしまう為、同じテープに録画しては上書きしてという感じでほとんど手元に映像は残っておりませんが、もしそれらを消さずに残していたら結構需要があっただろうななんて思ってしまいますね。
いかがだったでしょうか。”ギルガメッシュないと”がどんな番組だったか大体イメージはつかめたのではないでしょうか。私達の世代の男連中がみんなそろってこの番組を神格化するというのも何となくわかっていただけたのではないかなと思います。
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