プレイガール7 最も淫らな遊戯(2002年)
中野監督プレイガール物の三作目です。タイトルについている7は7作目という意味ではなく、プレイガールの人数をさしているのではと思います。本作はある財宝を巡ってプレイガール達が活躍するといったストーリーなのですが、この物語にでてくる「マリアの鐘」「ゼウスの鐘」「サタンの鐘」というのは、実は次の作品の「花弁の忍者 桃影」の元ネタである「仮面の忍者 赤影」に登場したアイテムであり、次回作と本作はそんなところでつながっていったりします。ファイト自体はどれも短かいですが、一応ご紹介します。
<第一戦>
出演者:桜井風花(桜風花) vs 零忍(零零忍)
「私のは潜入捜査よ」と言って桜井風花ちゃん演じる風花が零忍ちゃん演じる忍をビンタします。「何よ偉そうに」とお返しのビンタが入り、取っ組み合いになります。ゴロゴロと転がりますがすぐに止められて終了です。
<第二戦>
出演者:宝来みゆき(宝田みゆき) vs 朝倉まりあ(朝倉マリ)
抜け駆けしようとして宝田みゆきさん演じるみゆきがベッドで待ち伏せしていると、同じく抜き掛けしようとした朝倉まりあさん演じるマリがやってきて鉢合わせます。すぐにベッドで取っ組み合いになり、胸を掴みあったり電気あんましたりしながら闘います。
<第三戦>
出演者:桜井風花(桜風花) vs 秋川典子(真珠夫人)
屋上で秋川典子さん演じる真珠夫人と風花が対決します。転がり胸掴みといった一連の流れの後、後ろとから首を絞められる風花。しかし仲間のサポートで真珠夫人の目にレモン汁を飛ばしてその隙にキックを決めて、屋上から蹴り飛ばして終了となります。
花弁の忍者 桃影 忍法花ビラ大回転(2002年)
元ネタはもちろん特撮ものTV番組の「仮面の忍者 赤影」です。赤影の原作は三国志や織田信長といった歴史漫画でおなじみの横山光輝先生です。私はTVで放映されていた赤影については、青影の「だいじょーぶ」というポーズだけは何となく記憶にあるのですが、本編のほうはほとんど記憶に残っておりません。この作品も中野監督らしさ全開で、赤影放映のはじまりのナレーションである「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃」が「水戸黄門がまだ里見浩太朗だった頃」と変えられて脱力させられたところで、気合が入った原作パロディのオープニングが流れます。アクメくんと並び中野監督の力の入ったオープニングパロディを見ることができます。これも原作見た後に見てほしい映像ですね。
ストーリーは現代にくノ一として生きる中渡実果ちゃん演じる因幡忍者・桃影が、カルト教団の万華教(元ネタはまんじ党)と闘うというお話です。キャットファイトは万華教から送られてきた女刺客達と行われます。
<第一戦>
出演者:中渡実果(桃影) vs 如月あおい(金津園泡姫)
万華教に潜入した桃影。そこで泡のイニシネーションをやるように言われ、案内された部屋に行くとそこには如月あおいさん演じる金津園泡姫がいます。泡姫は桃影の招待を見抜いており、石鹸で洗うふりをして忍法泡地獄を仕掛けていました。これは人間の脂肪を石鹸に変える技で、それを知った桃影は自慢のおっぱいを小さくされたと怒り泡姫に飛び掛かります。お互いに石鹸まみれで絡み合い、相手のおっぱいを握りあったり、股間を責め合ったりします。そして股間の痛みから両者お互いに分かれた後、泡姫が外に飛び出します。
<第二戦>
出演者: 中渡実果(桃影) vs 如月あおい(金津園泡姫)
泡姫を追いかける桃影。二人とも忍者装束をいつの間にかしっかりと身に着けています。そして泡姫を見つけた桃影と泡姫の第二ラウンドが開始されます。お互いに刀を交えて闘いますが、桃影の膝蹴りで泡姫が倒れたところから肉弾戦が開始され、お互いにプロレス技を繰り広げて闘います。そして場面は変わり死闘を尽くした桃影が「あんたなかなかやるじゃない」と泡姫に行って、泡姫を抱えて去っていきファイトは終了となります。
<第三戦>
出演者: 如月あおい(金津園泡姫) vs 間宮結(カマキリ御前)
合間に桃影と泡姫の友情が生まれる的なお話が入ります。しかし間宮結さん演じるカマキリ御前が桃影の屋敷を襲いにきます。そこで闘いになる桃影とカマキリ御前。あやうく桃影がやられそうなところを泡姫が救って逃げ出します。CFと言えない感じですが、一応ご紹介です。
<第四戦>
出演者: 中渡実果(桃影) vs 間宮結(カマキリ御前)
そして桃影、泡姫に新たな刺客が送り込まれ、二人は捕らえられてしまいますが、何とか逃げ出し最終決戦である桃影とカマキリ御前の闘いが始まります。お互いに脱がし合いながら、転がったり胸を掴みあったりとします。桃影のマスクもはがされ、優勢になったカマキリ御前は桃影を愛撫し感じさせる攻撃にでます。この攻撃にあえぐ桃影ですが、反撃とばかりに、アソコに噛み付きます。お返しに桃影のアソコをカマキリ御前も噛み付き、その状態で転がります。最後は忍法花びら大回転という技でカマキリ御前を蹴り倒して桃影が勝利します。
みこすり半劇場(2004年)
作品のストーリーとは直接関係なく挿入された?「キル・ビル」を元にしたパロディ「チク・ビル」の中のシーンをご紹介します。出てくるのは黄色の服をまとったみゆさん演じる麻宮サヤカ(スケバン刑事ではない)、キル・ビル主人公のザ・ブライドは長そで長ズボンのジャージのような恰好でしたが、こちらは若干露出がある恰好となってました。何故か靴はリングシューズでした。それに対するのは着物姿の間宮結さんが演じるリューシー・オリュウと女子高生ゴーゴー・25(女優さんはちょっとわかりませんでした)です。元ネタはキル・ビル1のルーシー・リュウが演じたオーレン・イシイと栗山千明ちゃんが演じたGOGO夕張ですね。多分どうしてもキル・ビルネタやりたかったんでしょうね(笑)
屋敷に乗り込んだサヤカ、オリュウとゴーゴー25のいる部屋にやってきます。ルーシー・リュウの何とも言えないイントネーションで話題になった「やっちまいな」という決め台詞を、オリュウが普通の発音で言った後、闘いは始まります。
出演者:?(サヤカ) vs ?(ゴーゴー25)
まずはサヤカとゴーゴー25の対決です。最初は原作通り、先端が棘鉄球の鎖を使って攻撃するゴーゴー25と刀で闘うサヤカですが、当然途中から肉弾戦になります。お互いに四の地固めやコブラツイスト等のプロレス技を出して闘いますが最後は何故か手元に転がっている釘バットをゴーゴー25の頭に突き刺してサヤカが勝利します。
出演者:?(サヤカ) vs ?(オリュウ)
そしてサヤカとオリュウの対戦です(CFではないですがおまけでご紹介します)お互いに刀を持って対峙する二人。サヤカの刀についてどこで手に入れた?ドン・キホーテで買いましたというやり取りの後、一度刀を合わせてから次に二人の体が交錯すると、オリュウの頭が切られてしまいます。それでも負けを認めないオリュウに女の勝負を挑むサヤカ。腕相撲で対決かと思いきや、勝敗はアソコに入れたバナナへの圧力による締まり具合勝負だったみたいでサヤカが勝利します。
良かったら気軽にコメント書き込んでください
コメント