メトミックアクションシリーズ2[1991年~1992年]

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薔薇蜥蜴(1991年)

メトミックアクションの第5作目です。
元ネタは江戸川乱歩先生の「黒蜥蜴と怪人二十面相」だと思います。プレイガールシリーズと似た感じの怪盗と探偵のドタバタ劇といった感じです。主演の北川あゆみさんも芹沢里緒さんも美形なのですが、CFは一回だけしかなかったのが残念でした。


出演者:北川あゆみ vs 芹沢里緒

探偵の助手である北川あゆみさん薔薇蜥蜴である芹沢里緒さんと対決になります。ボディコンミニスカ姿で闘う二人。もつれながら転がる時のバックショットは中々色っぽいです。取っ組み合いながら上着がはだけて何故かノーブラの二人の胸があらわになりつつも闘いは続きます。最後は上から首を絞めるあゆみさんを里緒さんが蹴ってあゆみさんが弾きとんだところでCFは終了となります。残念ながら本作のCFはこのシーンのみだったこともあって、もう少し引っ張ってほしかったなというのが正直な感想でした。ちなみに芹沢里緒さんが演じたこの薔薇蜥蜴のキャラは「ザ・プレイガールズ 裸で銃を持つオンナ(1993年)」に受け継がれております。


暴れ尻番外地(1991年)

メトミックアクションの第6作目です。
本作の元ネタはタイトルからすると東映の「網走番外地」かなと思います。ただ作品の中身は何となく永井豪さんの世界観を感じてしまいます。正直、網走(あばしり)→暴れ尻(あばれしり)をやりたかっただけなんじゃ(笑)とか思ってしまいます。ただ作品のタイトルに”尻”を冠しているだけあって、出演されている女優さん達の衣装はTバックハイレグや、超ミニのGパンといったお尻を強調するものになっており、CFもお尻のショットに見ごたえがある作品になっております。


<第一戦>
出演者:野々村エリ vs 衣さよこ

最初は主人公である野々村エリさんと、カンフーレディー悩殺遊戯にも登場した中野監督作品にはおなじみのかぎ爪の手袋をしている衣さよこさんが対戦します。ちなみに本作のかぎ爪は爪の部分が長くなりパワーアップしているように見えます。最初は野々村さんも刀を持っており、それを振り回す緩い殺陣がありますが、やがて取っ組み合いになります。さよこさんに上から押さえ込まれ、爪を顔に突き立てられまいと手首をつかみ抵抗するエリさん。何とか転がっていた刀を掴み、それでさよこさんを突き刺して勝利します。


<第二戦>
出演者:野々村エリ vs 中村京子

次は大御所中村京子さん野々村エリさんが闘います。このCFは山中の廃墟のようなところで行われるのですが、マジで危なくない?と心配してしまうロケーションです。まずは電動ノコギリで襲い掛かる京子さんに対して刀で受けるエリさん。
しかしお互いの武器を振り落とさせ、すぐに素手での闘いに移ります。お互いに組み合い、お尻を強調した転がりシーンの後、京子さんがエリさんに馬乗りになり胸をはだけさせ掴みます。何とかエリさんも下から蹴り上げ、京子さんを引きはがします。そして二人ともおっぱいを出して、巨乳を揺らしながら闘います。最後は何故か刃を上にした電動ノコギリが置かれており、そこにエリさんが力づくで京子さんを押し倒し、京子さんは電動ノコギリに貫かれ闘いは終了となります。


<第三戦>
出演者:野々村エリ vs 風見怜香

最後はボスである風見怜香さん野々村エリさんの寝込みを襲いCFが始まります。ナイフを振り上げる怜香さんの気配に気が付いたエリさんはそれを掴んで食い止めて、そこから素手での対決となります。エリさんの着ていた浴衣もすぐにはぎ取られ、お互いにパンティー一枚のトップレス姿で手と手を掴み合っての闘いになります。この時の地面から天井を映す角度でのカメラ撮影は演技系CFにしか撮れない画でなかなか見ごたえのあるカットになってます。その後畳に転がった二人はこれまたCF特有の足元からのショットでお尻を強調しつつ上へ下へと転がります。その後エリさんが怜香さんの上にのりお互いに胸を掴みあったり、お互いの股間を蹴ったりといった感じで攻防が繰り広げられます。最後は怜香さんが上からエリさんの首を締めているときに、エリさんが手元のナイフを掴み、そのまま怜香さんの首を掻っ切って闘いは終了となります。


嵐を呼ぶ女 俺、はまってるぜ(1991年)

メトミックアクションの第7作目です。
これの元ネタは言うまでもなく石原裕次郎さん主演の「嵐を呼ぶ男」ですね。PKGに「♬ 俺(おい)らはグラマー、ボインでグラマー、俺らが吠えりゃ顔射を呼ぶぜ」とか書いてあります。


出演者:神谷理沙 vs 風見怜香

風見怜香さんのところに、やってきた神谷理沙さん。怜香さんの恥ずかしいポエムを読み上げ、投稿マニアだったの?とバカにします。殺してやると怜香さんが飛び掛かり闘いになります。まずは事務所の中で対決が始まります。そしておなじみのファイトが展開されます。花札模様の壁掛けがいくつもある部屋の中で取っ組み合う二人。怜香さんは上着をはぎ取られトップレスになります。闘いの流れで怜香さんが部屋を飛び出し、理沙さんが追いかけます。その後、二人は階段を上り、闘いの場は屋上へ移ります。ちなみにここで怜香さんの恰好はまた闘いはじめの時と同じ格好に戻ってます。そして屋上の緑のマット?みたいな上でまたもや上へ下への転がり合いや胸つかみといった攻防が繰り広げられ、最後は馬乗りで責められていた理沙さんがキックで怜香さんを突き飛し、その勢いで怜香さん(を模した人形)が屋上から落っこちて戦いは終了します。


電動肉質トリプルX(1992年)

メトミックアクションの第8作目です。
これの元ネタは、おそらく何かの特撮ヒーローもの関連だと思いますが、その辺りの知識に明るくないのでちょっとわかりません。作品もCFシーンしか見てませんので中身は不明です。


<第一戦>
出演者:水沢ひとみ vs 芹沢里緒

最初のファイトはサイボーグ?同士の闘いということで動きがロボット的な感じです。全身ボンテージ衣裳を身にまとった水沢ひとみさんと、おっぱいがまるで隠れていない衣裳の芹沢里緒さんが闘います。体があたるたびに金属的な音が響いたりしてますが、ひとみさんが取り出したリモコンで里緒さんの動きが止まってしまい終了となります。CFとしてカウントするのはちょっと違いますがご参考まで。


<第二戦>
出演者: 水沢ひとみ vs 芹沢里緒

ベッドで寝ているひとみさんを里緒さんが襲います。部屋の中で髪を掴み転がりあい闘う二人、やはり里緒さんはCFを見せるのが上手だなって感じます。そして闘いは非常階段へと場所を移ります。このような場所での闘いというのもなかなか珍しくていい感じですが、ここは外から丸見えな場所ですので、外でこんな撮影がされてたらびっくりしてしまいますね。そしてお互いに相手を柵に押さえつけながら階段を上っていき、最後は里緒さんの首締め攻撃で追い込まれたひとみさんが足で里緒さんを引きはがし、そこに高圧電流の分電盤があり、ショートして爆発するといった、他の作品ではめったに見られないが、中野監督作品ではお馴染み(笑)な決着のつき方により闘いは終了します。こちらのファイトはロボット的な動きをしないので良かったです。


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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 風見怜香さんはラスボスだけど喧嘩の最中のやられ方が上手い女優さんで好きでした
    乳首つかまれて「痛〜」って叫ぶ暴れ尻番外地のシーン覚えてます
    一の木愛さんとの泥レズリングも一の木愛さんはあまり動きが良くない女優さんでしたから風見怜香さんの演技でうまくバランスとってたように思いますね

  • 風見怜香さんも中野監督作品において重要な女優さんでしたね。この方も芹沢里緒さんと同じく敵役をうまくこなせる女優さんです。

  • 良い敵役は作品を高めてくれますね
    柏木由美さんとか秋川ひなこさんとか
    責めても責められてもリアクションが
    良い方を中野監督は抜擢してましたね

  • 柏木由美さんや秋川典子さんもそうですが、コミカルな演技ができることが中野監督作品に出演するには重要なポイントのような気がします。リアクションが良い方が抜擢されているというのはその通りだと思います。

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