日本映画12[1994年~1999年]

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東雲楼 女の乱 (1994年)

出演者:南野陽子(照香) vs 斉藤慶子(志津)

南野陽子さん演じる東雲楼を乗っ取りたいと乗り込んできた照香と、斉藤慶子さん演じる東雲楼の女将の妹的な存在で実務を切りまわす志津の対決です。照香は借金による店の引き渡しを要求しますが、志津は担保が切れるまでは鶴姐さんの店だと一歩も引きません。向かい合い睨み合う二人の女。まずは照香が志津にビンタを入れます。ビンタされた志津も照香に往復ビンタでお返しします。すると照香もお返しにもう一発ビンタを入れ返します。そして志津が「でていかんかー」と照香に叫びますが、「われこそ叩きだしたる」と照香も一歩も引かず志津に飛びかかります。そのまま取っ組み合いになりますが、割と早く照香が連れてきたやくざ者たちに志津が押さえこまれてしまい闘いは終了してしまいます。この映画は超人気アイドルだった南野陽子さんがCFをしているのが最大の見所でしょうか。

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新極道の妻たち 惚れたら地獄(1994年)

出演者:川島なお美(権藤加奈代) vs 西川峰子(鶴子)

川島なお美さん演じるやくざの妻・加奈代が周りの極妻達と亭主談義で盛り上がっています。そこで加奈代は女好きの自分の亭主の話をします。なんでも西川峰子さん演じる愛人・鶴子が道頓堀の橋の上で自分の亭主と歩いているところにばったり出会ってしまったとのこと。加奈代は鶴子に抜け抜けと「姐さんこんばんは」と言われたことに怒って鶴子を張り飛ばしてやったと言ってます。ここから回想シーンが始まります。加奈代が「この泥棒猫」と強烈なビンタを鶴子に叩きこみ、そのまま鶴子に掴みかかります。この喧嘩を止めようと亭主が間に入りますが、一瞬で振りほどかれて、妻と愛人は相手に飛び掛かり激しい取っ組み合いが始まります。加奈代は隙あらば容赦なく鶴子の顔をひっぱたいており、優勢な感じです。最後はもういいやろと亭主が割って入り、そこでこの喧嘩の回想シーンは終了となります。そして「うちのろくでなしはやめえやめえと言っておろおろするばっかりで」と言って、次の極妻の亭主の話に移ります。やくざの妻と愛人の取っ組み合いの喧嘩、本当にありそうなCFでなかなか惹かれるものがあります

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極道の妻たち 赫い絆(1995年)

出演者:佳那晃子(兵頭美佐) vs 染谷まさ美(南加寿江)

佳那晃子さん演じる兵頭美佐の夫が敵組織に身売りするという話になり、周りの極妻連中からは「裏切りだ」「別れろ」と責められます。亭主はともかくあんたはどうするんだと問われた美佐は「しかたがないやろ」とあきらめて夫についていくような素振りを見せます。ここで兵頭の女癖の悪さの話題になり、そこで染谷まさ美さん演じる南加寿江が「兵頭みないなカス、どこが良うて夫婦してのや」と言い放ちます。夫をカスと言われて怒る美佐。しかし畳み掛けるように加寿江は「あんたの亭主は子持ちのうちにまで色目使う色ボケや」と言い、「何やて」「やるんか」と言い合った二人は立ち上がり喧嘩がはじまります。和室の畳に移り、もみ合う二人。勢いで加寿江の服が破けて上半身丸出しになり胸も思いっきり露出してしまいます。
それでも闘志は衰えず、美佐を蹴り飛ばす加寿江。そこに他の極妻も加寿江に加勢して美佐を攻撃し、最後は「うちらに挨拶するんだったら土下座しろ」と姐さんの前で美佐は髪をつかまれ頭を床に押し付けられます。そこで、姐さんが「やめとき」と言って制止し、この闘いは終了となります。
本作で加寿江役の染谷まさ美さんはこの喧嘩のシーンでアクシデントで完全にバストトップまで露出してしまうことになりますが、ある番組で他の先輩女優に「あそこで演技をやめなかったので感心した」と褒められてました。この後には全裸写真集を出している染谷さんですが、この時はまだバストトップありの写真はでておらず貴重なヌードだったんじゃいなかったんじゃなかったと思います。

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麗霆”子 レディース!!MAX(1996年)

出演者:滝川なお(竜崎の女) vs 天久美奈子「MAXのMina」(朝岡久美子)

竜崎と駆け落ちしたいほど好きだった天久美奈子ちゃん(MAXのMinaちゃん)演じる久美子ですが、竜崎に騙されていたことを知り、「さよなら」と竜崎の頭にお酒(ジュース?)をかけて、残った分を滝川なおちゃん演じる竜崎の女に勢いよくかけます。そのまま帰ろうとする久美子の腕を掴み「待ちなさいよ」と止める竜崎の女。そのまま「何すんのよ」と久美子をビンタします。「何すんだよ」と久美子もお返しのビンタを入れて、竜崎の女に掴みかかりそのまま投げ飛ばします。怒った竜崎の女は久美子に掴みかかりビンタを連発し、「このガキふざけんな」と掴み合いながら机の上のプラコップをぶつけったりして闘います。そこに他の女が止めに入りこの喧嘩は州終了します。本作はMAXのメンバー4人が主役となっている作品です。昔友達からチケットをもらってMAXの武道館ライブを見たことがあるのですが、やはりダンスは生で見ると迫力あって良かったです。MAXのメンバーは最初は安室奈美恵ちゃんのバックダンサーでしたが、そこから脱却して良かったなと思います。またMinaちゃんと喧嘩する滝川なおちゃんは「性の虐讐 プレイ・バック」にも出ていましたがキャットファイトをする時も照れや変な遠慮する素振りとかもなくてしっかりと演じられていいですね。ギルガメの企画でSM嬢との対決時もかなりマジないいファイトをしてくれたし、キャットいファイト向きの逸材で個人的に好きだったりします。

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極道の妻たち 死んで貰います(1999年)

出演者:高島礼子(拝島久仁子) vs 東ちづる(深町飛鳥)

高島礼子さん演じる拝島久仁子と、東ちづるさん演じる深町飛鳥が言い争いになります。元々久仁子がオーナーである店の雇われママが飛鳥で、飛鳥は久仁子に拾ってもらってそこまでなった恩義があります。しかし飛鳥は久仁子の旦那と跡目争いをしている男の愛人でもあり、二人の関係は悪化している状態です。そして、飛鳥が帰り際に久仁子に向かって「落とし穴がこの先に控えている」的なことを言ったため、久仁子が何のことを言っているのか教えろと川に飛鳥を突き落としたことで、川の浅瀬での和服熟女同士の取っ組み合いが始まります。水の中をつかみ合いながら転がる二人。ちょっと段差があるところを転がり落ちたところで、久仁子が飛鳥に往復ビンタを入れます。飛鳥も久仁子にビンタでお返しします。そこで、ついてきた若い衆の男女に止められて闘いは終了となります。
知的な大人の魅力ある女性二人が、泥臭いCFをするというのがポイント高いです。和服で川の中を転がりまわっての取っ組み合いというシチュエーションも貴重かもしれないですね。

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