陽暉楼(1983年)「五社英雄映画CF7」
出演者:池上季実子(太田房子=桃若) vs 浅野温子(珠子)
佳那晃子(丸子) vs 倍賞美津子(お袖)
日本映画最高峰のキャットファイト!
世界的に見ても映画界におけるCFランキングに名を連れるであろう本作。
もちろん個別にピックアップ!
魔女卵(1984年)
出演者:渡辺祐子(三上レイ) vs ?(大阪ジャイアンツの女)
<1戦目>
飲み屋で渡辺祐子さん演じるレイたちのグループと大阪ジャイアンツというグループが喧嘩になります。川原で勝負しようということになり、表に出ますが大阪ジャイアンツはレイのグループの女を攫って車で暴走します。それを追いかけたレイのグループが追いつき、二つのグループが対峙します。そこで、レイがリーダの男同士のタイマンと、女同士のサシの勝負でケリをつけようと言い、相手も了承して喧嘩が始まります。ただサシといいつつここから乱闘です。レイは大阪ジャイアンツの女リーダーと闘っているので、ちょくちょく二人の喧嘩シーンの映像が差し込まれるというレベルです。レイ側は人数的に不利だったのですが、互角以上に闘い相手が逃げてこの闘いは終了となります。この他にも公園での揉め事や、その揉めた女と一発ずつ殴り合ったりというシーンはあったのですが、人工音ビンタだったので特に紹介しなくてもいいかなということでこの乱闘だけ一応ご紹介しておきます。
薄化粧(1985年)「五社英雄映画CF8」
出演者:浅野温子(地所テル子) vs 浅利香津代(坂根ふくみ)
浅野温子さん演じるテル子が緒方拳さん演じる藤吉とデートしているところを、浅利香津代さん演じる藤吉の嫁のふくみに見つかってしまいます。逃げる二人に追いつき、ふくみはテル子に対して「亭主に死なれて見境ものうなって、金欲しさに裸踊りしてからに、乞食ぞねあんたは」と言い放ちます。それに切れたテル子がふくみをビンタ。すかさずふくみもお返しのビンタを返します。更にテルコがもう一発ビンタを入れ、そのお返しでふくみが再度ビンタを返します。ここで、テル子がふくみの髪をつかみ、振り回し壁に叩きつけます。ふくみも体を入れ替えて反撃、平手でテル子を数発叩きます。それに怒ったテル子が「誰が乞食ぞね~」と同じく平手でふくみを叩きます。そしてふくみが再度反撃。木箱が積まれているようなところへテル子を押しつけ、木の板の箱をテル子に叩きつけ、更にビールの瓶でう殴りかかろうとします。ここで藤吉がふくみを静止して闘いは終了です。本妻vs未亡人の浮気相手という取り合わせがなかなかいい感じです。
火宅の人(1986年)
出演者:伊藤久美子(女郎の女 洋服) vs 鈴木なつ子(女郎の女 和服)
緒方拳さん演じる直木賞作家の桂一雄と原田美枝子さん演じる一雄の愛人である新劇女優矢島慶子がアパートにいると、外から大きな女同士の争う声がします。何事かと二人で窓から外を見てみると路地で伊藤久美子さん演じる洋服姿の女と鈴木なつ子さん演じる和服の女が取っ組み合いの大喧嘩をしています。近くのおやじもこの喧嘩を止めようとしますが、あまりの勢いにあきれて「朝までやれ、死ぬまでやってろ」と叫ぶ始末。二人は「人の男に手を出しやがって」「うるせーこのくそばばあ」と罵り合いながら取っ組み合ってます。そして着物の女を道に倒した洋服の女が、着物の女の足をつかみ股を開かせ、股間に「泥棒猫が!謝れ」と蹴りをいれ、着物の上に飛び乗ります。ここで女達の罵声とともにカメラはまた一雄と慶子に移って終了。「私も奥さんに謝らないといけないのかな~」と泣きながらやるせない声で一雄に問いかけます。この映画はこのCFよりも原田美枝子さんと松坂慶子さんの美しいヌードのほうが見ごたえがあるかもしれません。
極道の女たち(1986年)「五社英雄映画CF9」
出演者:岩下志麻(粟津環) vs かたせ梨乃(池真琴)
多くのキャットファイトが見られる極妻シリーズの第一作目になります。監督は五社英雄監督です。本作のキャットファイトは姉妹対決で、岩下志麻さん演じる環がかたせ梨乃さん演じる真琴を思いやっての闘いになっているのが個人的には残念ポイントで、シチュエーション的にはあまり惹かれない感じです。ただファイト自体は結構長くてしっかり闘っていて、真琴の足とパンティーがちらちら見えたりして見ごたえがありますね。でもやっぱり愛情ではなく愛憎にまみれた妻vs愛人や妻vs妻みたいな闘いのほうが個人的には好きです。また本作は岩下志麻さんのはまり役すぎる極妻の姐さんぶりと、かたせ梨乃さんの素晴らしい肉体にも見る価値がある作品だと思います。
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