混血児リカ(1972年)
出演者:青木リカ(青木リカ) VS 長本和子(夜桜の令子)
マイナーな映画だと思いますが混血児リカという作品をご紹介します。本作はおそらく漫画が原作の作品だと思います。この中で青木リカさん演じる青木リカ(役名=芸名?)と長本和子さん演じる”夜桜の令子”が3回ほど衝突します。全体的に闘いは女囚ものにありがちなうそパンチ(明らかにあたっていない空振りに音をかぶせたもの)の応酬といったものですので個人的には今一つという感じでした。
<第一戦>
入れ墨を自慢する令子を持ち上げておいていきなり殴りかかるリカ。そこから喧嘩になるかなというところですぐに止められてしまいます。
<第二戦>
ここのシーンが一番まともに闘っておりメインのCFと言えると思います。リカが脱走したことにより同じ部屋の囚人は重労働を強いられました。それに怒った夜桜の令子とリカが喧嘩になります。お互いに殴って取っ組み合う闘いになります。形勢不利になった令子がナイフを出してリカに突き出しますが間一髪避けてナイフを掴み形勢をご確認持っていきます。その後令子がそのナイフが落ちたところを拾って投げると、たまたま騒ぎを聞きつけてやってきた女看守の首に刺さってしまいます。
<第三戦>
これは画面が暗くてカメラも引き気味でしたので見づらい感じです。闘いは劣勢にたった令子がナイフを取り出しリカを襲うも、逆にナイフを取り上げられるという感じで終わります。
混血児リカ ハマぐれ子守唄(1973年)
出演者:青木リカ(青木リカ) VS 宗田政美(竜巻お万)
女因もののお約束ですが、入れられた牢を仕切っている女との対決になります。青木リカさん演じる青木リカが宗田政美さん演じる牢名主の”竜巻のお万”と対決します。その前に試しに2名ほどリカに闘いを挑み飛びかかりますが、すぐにのされてしまいお万がでてきて対決という流れでした。この女性用の囚人服がミニスカートなのは視聴者へのサービスなのでしょう。
やはりCF的にはうれしい配慮ですね。牢の中を取っ組み合いますが、最後は看守がきて止められます。リカは止めようとした看守を蹴っ飛ばした為、投げられて抱えられてしまいここで闘いは終了してしまいました。本作の前にもう一作「混血児リカ ひとりゆくさすらい旅」という作品があるのですが、こちらにはCFはありませんでした。
夜の歌謡シリーズ 女のみち(1973年)
出演者:中島ゆたか(北山洋子) vs 賀川雪絵(下田明代)
梅宮辰夫さん演じる健と中島ゆたかさん演じる洋子は同棲はしているが、表向きには洋子は健の妹と称していました。二人はグルで洋子は雨が降ると街で傘がない女を駅まで一緒に行かないといって誘い、自分の店に誘って健に会わせて、健が女を口説いてひっかけて、その後健の母親の売春ホテルに売り飛ばすということをしておりました。その手口にかかった賀川雪絵さん演じる明代。二人が同棲しているアパートの部屋で、ベットで洋子が寝ているすぐ隣の布団で健と明代はSEXをし始めます。もちろん洋子は起きていて、二人のSEXの声を聴かされている形になってます。洋子は真剣に健を愛していることもあり内心は穏やかではなく毛布を強く握り込んで嫉妬している様子が伺えます。SEXが終わり明代が寝た後に、我慢できない洋子は全裸で健に「好きよ」と抱きつき、先ほどのうっぷんを晴らすかのようにSEXし始めます(明代は気が付きませんでした)。そして明代が翌朝起きると自分の服と下着がないことに気が付きます。洋子に「どこにあるの?」と聞きますが「兄が持ってったわ」と素っ気なく明代が答えます。そこで「わかったわ、騙したのね」と自分が騙されたことに気が付いた明代は「兄妹じゃないわねあんたたち」とそこにも気が付きます。「かもね」と余裕でたばこを吸いながら答える洋子。明代は動揺して「私をどうするつもりよ」と洋子に迫りますが、洋子は余裕の表情でたばこの煙を明代に吹きかけます。怒った明代は「ちっきしょう、ただじゃおかない」と言って洋子の髪の毛を掴みます。洋子も何すんのよと掴み返して二人は取っ組み合いになります。部屋の中をでなかなか激しい闘いで明代はトップレスということもありなかなか見栄えがいいキャットファイトになっております。最後は洋子がドアをあけて裸の明代を部屋から追い出して終了となります。前日に自分が同棲している好きな男との激しいSEXを見せつけられたこともあり洋子も明代に嫉妬心があったと考えると、更に闘いのいい味付けになりますね。
新・女囚さそり 701号(1976年)
出演者:多岐川裕美(松島ナミ) vs 根岸季衣(榊千沙)
多岐川裕美さん演じるナミは政治家のスキャンダルがらみで姉を殺害され、その罪を被せられてしまい刑務所に入ることになります。その政治家の命令で自殺に追い込むように命令された刑務所所長のせいで辛い日々を送ることになります。復讐を誓うナミは刑務所の中でも異彩を放っており、根岸季衣さん演じる千沙はナミにいちゃもんをつけて二人は喧嘩になります。ビンタを張り合い取っ組み合う二人ですが看守達に止められて終了となります。まあ内容的には特筆すべき点はないが一応ご紹介です。
らしゃめん(1977年)
出演者:鰐淵晴子(神保雪)他
はっきりとしたCFではないですが一応ご紹介します。遊廓での小競り合いです。遊女三人が鰐淵晴子さん演じる雪のタンスをあさり、かんざしが盗まれたので探していると言います。そんなことはしていないという雪ですが三人は聞く耳を持ちません。そこに雪の仲間の遊女が来て、それはこれかとかんざしを見せます。それでこの遊女三人と仲間遊女が揉み合いになります。そんな騒ぎの中遊女があつまり、やってきた女将さんに雪が貯めていたお金が見つかり持っていかれそうなところを、仲間の遊女が足をかけて取り返すことができるというシーンです。正直見る必要はないかもしれません。
もう一つは雪が望んだ知らせが載っている新聞を見ながら喜んでいる後ろで遊女が喧嘩をしているシーンです。終始焦点が雪にあたっているので、その喧嘩については完全に無視されている感じで、遊女の世界では取っ組み合いの喧嘩は日常茶飯事だったという感じの描写がされております。まあこちらも参考程度とお考え下さい。
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コメント
コメント一覧 (2件)
新・女因さそり701号は某、動画サイトで、たまたま見つけたのでDLしましたよ。
こちらで紹介されてる 多岐川裕美(松島ナミ) vs 根岸季衣(榊千沙) 以外に
刑務所内で、多岐川裕美VS浅香光代が、激しくもつれ合いながら左右に数回ゴロゴロと転がり合う戦いに成ります。最後は多岐川裕美(松島ナミ)が灯油に火を点け浅香光代(鈴木房江)を殺害してしまうストーリです。
コメントでの補足情報ありがとうございます。
私はたぶん全編きちんと見れていないので、多岐川裕美さんVS浅香光代さんの闘いは気が付かなかったか、好みと違ったので残さなかったかのどちらかと思います色々とCF収集してきましたが、未来で自分がこんなサイトを立ち上げるとは思っていなかったので結構抜け漏れがあったりします(昔は結構合わないと思ったものはスルーしたり、消してしまっておりました)
このように正しい情報をお教えいただけると他の皆さんにも有益ですしとても助かります。