ザ・ローションレスリング
出演者:芦川サラ、石井リカ、平山ミミ、浅野礼子
昔行なわれたローションレスリングのトーナメント戦です。観客も入っていて、司会と解説付きで、ローションがいっぱい入れられたビニールでつくられたプール上のリングで4人の女の子がトーナメント勝ち上がり方式でローションレスリングで対戦します。出演した4人の女の子の名前がタイトルに入ったものが1本ずつあり、合計の4本のシリーズになってます。そしてその4本にはそれぞれ1回戦、2回戦、3位決定戦、決勝戦の試合シーンとタイトルに書いてある女の子のシャワーシーンやオナニーシーンが収録されてます。私はレンタルビデオ屋さんでたまたま4本中3本を入手することができましたが、準優勝の石井リカちゃんのビデオ(試合でいうと第一回戦)だけは見つけられませんでした。本作は司会や解説席の面々が闘っている最中結構やかましいのでうるさいと感じてしまいますが、勝敗は決まっていない感じで女の子達は結構真面目に闘ってます。特に優勝者の芦川サラさんのファイトはなかなか見所があり、CF的な才能を感じました(でも喧嘩チックなファイトではないです)とりあえず時代を感じさせる今となってはお宝と言えるかもという懐かしのAVのCF企画作品ということで紹介します。
ザ・ローションレスリング(第4位:浅野礼子「オナニー編」)(1983年)
出演者:浅野礼子 vs 芦川サラ
まずは残念ながら4位になってしまった浅野礼子さんの作品です。試合中に女子大生と紹介されていました。この試合は第二回戦になります。対戦するのは本トーナメントの優勝者である芦川サラさんです。この芦川サラさん、大のプロレスファンと紹介されるだけあってそれが随所にでており、結構色んなところでプロレス技を仕掛けていってます。この滑るローションの中で、ドロップキックはだすわ、相手を押さえつけてプールのヘリからジャンピングニードロップは出すわで結構危ないんじゃないかという攻撃を繰り出してます(多分きちんとした指導する人がいたら注意するのではという感じでした)。浅野礼子さんも一方的にやられるではなくサラさんを投げ飛ばしたり、蹴られたら蹴り返したりと彼女なりに頑張ってやり返してますが、芦川サラさんの無茶な攻撃の前に、遠慮がちな浅野礼子さんでは厳しかったという感じでした。
<ROUND1>
試合開始と同時に組み合う二人。滑りながら取っ組み合います。積極的に攻めるのはサラさんで、礼子さんはちょっと防戦一方です。ジャンプしてニードロップを出そうとしたりして、本当に入れたら危険だよという攻撃をしかけていくサラさんは色んなプロレス技を仕掛けていきます。エルボードロップを入れたりしてサラさん優勢で第一ラウンド終了です。
<ROUND2>
開始と同時に今度は礼子さんが積極的に攻めていきます。足をとって逆エビをかけにいきますが滑って決まりません。闘い自体台本はないのでグダグダ間ありますが、手を抜かないで結構一生懸命闘っていて好感持てますね。サラさんはジャンプしてキックを決めたりして凄いですね(左下の写真見ればわかりますが完全に跳んで蹴っているのがわかると思います)
<ROUND3>
いよいよ最終ラウンド開始です。お互いに手を組んで蹴り合ったり、サラさんがエルボーを入れたりと容赦ない攻撃をしかけていきます。怒涛の攻めにこのラウンドは終始サラさんが圧倒している感じでした。頭突きからのニードロップでサラさんがKO勝ちとなります。残念ながら最後まで二人はTシャツをきたままの闘いとなりました。しかしサラさんは凄いですね。浅野礼子さんがもっと負けず嫌いな性格でしたらもっと激しいいい感じの闘いが見られたかもしれませんが、それを求めるのはいささか酷なことなのかもしれません。一番ビジュアルもいいですし、キャットファイトをする女の子としてはかなりの逸材ですね。
ザ・ローションレスリング(第3位:平山ミミ「オナニー編」)(1983年)
出演者:平山ミミ vs 浅野礼子
今回は3位という結果になってしまった平山レミさんの作品となります。一回戦で敗者になってしまった平山ミミさんと、同じく負けてしまった浅野礼子さんが3位決定戦を行ないます。お互いに結構一生懸命闘っているとは思いますがなかなかローションレスリングというのは勝敗を決めるのが難しい競技ということもあり決め手に欠いた闘いになっているという感じでした。
<ROUND1>
お互い組み合って闘いますが、やはりちょっと遠慮しがちな闘いになります。闘いはTシャツを脱がし合おうとして脱げない感じで手4つで組んでは放してと言う闘いで見ごたえはもう一つといったところです。そのまま一ラウンドは終了となります。
<ROUND2>
第二ラウンドと同時に組み合う両者、そして離れたところで、ミミさんが自らTシャツを脱いでトップレスになります。それを受けて礼子さんも負けじとTシャツを脱いでトップレスに自らなります。ここからはお互いにトップレスでの対決となり見応えが上がります。一生懸命投げようとしたり、相手に組み付いたりして闘います。礼子ちゃんがミミさんを転ばして掴みにいくと、ミミさんが蹴りで抵抗するといった闘いが続いてラウンドは終わります。
<ROUND3>
そして最終ラウンドが開始して少し激しい感じで組み合います。礼子ちゃんがミミさんに逆エビをかけたり、ミミさんが太ももに電気あんまのように足で押さえつけたりしつつ一進一退の攻防になり勝敗は判定に委ねられることになります。最後の勝てたかどうかという自己評価で強気で応えたミミさんと遠慮してしまった礼子さんの間で明暗が分かれてしまい、結果平山ミミさんの勝利となりました。
ザ・ローションレスリング(チャンピオン:芦川サラ「オナニー編」)(1983年)
出演者:芦川サラ vs 石井リカ
最初の対戦を勝ち上がった芦川サラさんと石井リカさんの二人が決勝戦を闘います。浅野礼子さんとの対戦でも大暴れをした芦川サラさん、決勝戦でもその闘いぶりに期待がかかります。今回はゴング前にすでに二人ともTシャツを脱いで初めからトップレスになって闘います。
<Round1>
序盤からお互いに激しく掴み転がります。お互いに足を取りにいったり、倒れ込ませたりしてなかなか力の入った闘いになります。でもやはり積極的にいくのはサラさんで、休みなく攻撃を仕掛けていっていい感じです。ちょっとカメラが寄りすぎて闘いが見難い箇所が多いのがちょっと残念な感じだったりします。そしてラウンドは終了となります。
<Round2>
第二ラウンド開始です。ケリを入れたり、リカさんの背中にエルボーを入れたりして攻撃が過熱してきます。頭突き入れたりとか結構痛めつける攻撃を入れていっていい感じです。段々と闘いが過熱する感じで、気持ちも入ってきていい闘いになっていきます。そしてラウンド終了となります。
<Round3>
そして最終ラウンドがはじまり、サラさんはジャンピングニードロップを入れたり、エルボー入れたりと実際に痛みを与えるであろう攻撃をリカさんに畳みかけます。リカさんも投げて対抗しますが、やはりサラさんの積極的な攻めが凄いです。ちょくちょくレフリーがサラさんのパンティーをずり下げたりします。サラさんはケリで攻撃してニードロップ入れたりと闘いの手を緩めません。ダブルチョップからニードロップ入れてたりして攻めまくりますが結局勝負はつかずに判定勝負に。終始積極的に攻撃をしかけた芦川サラさんが見事勝利して本トーナメントの優勝者となりました。この方は積極的な攻撃姿勢が最高で、かつ4人の中では一番美人でしたので、とても見応えありました。サラさんは闘うの好きそうな感じでしたし、時代さえあっていれば間違いなくキャットファイトで飛躍した逸材でした。
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