女闘美2 化粧部員のジェラシー(1990年)
出演者:菊池エリ(まゆみ) vs 島田さとみ(さとみ)
その他出演者:神山洋子(洋子)、氷室真由美(真由美)、高木なぎさ(なぎさ)、吉村ゆう(ゆう)
<前置き>
本作は私の記念すべき初のAVレンタル作品(正確には中野監督作品のパイズリラーと一緒にレンタルしました)であり、おそらく個人的な思い入れが最も深い作品となります。ここでのCFシーンはまだCF映像があまり見られなかった当時の私にはとても貴重なものでした。ましてや当時女の子が片方がトップレス、片方が全裸という露出度の高いCFはほとんど見たことがなかったということもあり、何度も繰り返し見てCFシーンでは次にどんな場面になるか、どんな声が出るか等ほとんど覚えてしまっているほどです。圧倒的クオリティーのCF専門レーベルの作品を多く見る事ができるようになった現在でも、私にとっては特別な作品と言うことができます(内容の良し悪しは別のお話として)
最初に本作をレンタルビデオ屋さんで見つけた時は、まずはそのパッケージに衝撃を受けました。「女闘美Ⅱ」という文字、そして裏面の写真には喧嘩しているカットもあり、間違いなくキャットファイトを見られる作品ということがわかりました。すぐさま借りたかったのですが残念ながらレンタル中の札がかかっておりました。何としても借りたい、その一心でその日の終わりぎりぎりまで待ってみましたが結局返却はされなかった為、その日はあきらめて帰宅。翌日またお店に行ってみましたがまだレンタル中で、その日もお店の外の本屋やらコンビニで閉店間際まで待機して返却を今か今かと待っておりました。そしてようやく帰れる時間ぎりぎりに返却されたことが確認できて借りることができ安心しつつも歓喜した記憶が残っています。今となってはいい思い出です。そしてビデオを家に持ち帰るまでの間の期待感、ビデオデッキに差し込む時の興奮はそれは大変なものでした。現在の私はCF作品一本にこんなに心躍らせることは全くと言っていいほど無くなってしまってますが、あの時代はキャットファイトと言えば、テレビドラマでのCFやテレビのバラエティー番組のCF企画、または映画にでてくるCFシーンくらいしか見たことがなかったこともあり、女の子が胸をだして闘っているということだけでとんでもない価値を感じたものでした。そして高まった期待を裏切らないその出来に感動した私は他にも探せば色んな作品があるのではと思うようになりました。よってこの作品との出会いが、私をその後数年間にわたって十数店舗(数十店舗かもしれませんが)のレンタルビデオ屋さんチェックに走らせたといっても過言ではないでしょう。(定期券で降りられる途中駅で駅周辺にある全てのレンタルビデオ屋を回りました、、、あの頃は若かったという感じです)つまり本作がなければ女闘眼というサイトも生まれることはなかったと言えるのかもしれません。
そんな私個人の思い出深い本作品を紹介させていただきます。私が個人的に最も思い入れのある作品ということもあり、もはや紹介というレベルではなく、キャプチャ画像と文章でどこまで本作品を再現できるかというレベルのものになってしまった気がします。自分でもやりすぎたかなとは思いますが、現在本作の全編通した映像入手はとても困難ですので、見ることが叶わない方々に少しでも内容が伝わればと思います(CFシーンだけであればネット上でも結構な頻度で見かけたことがありますので、探せば見つけることができるかなと思います。その際にはこのページでCFまでの流れを知っておくと、よりCF映像を見る際に楽しめるかもしれません)
では早速ご紹介させて頂きます。
この作品で素晴らしいキャットファイトを繰り広げるのが、菊池エリさんと島田さとみさんです。じつはこの二人は結構有名なAV女優さんです。まず菊地エリさんといえば当時はかなり知名度が高かった単体AV女優さんであり、その後は熟女AV女優として復活するなど息長く活躍されておりました。一方、島田さとみさんはストリッパーとして有名な方で、昔深夜にやっていたTV番組のトゥナイト等にもたまに出ているのを見たことがあります。この二人の素晴らしい所は何といっても演技力、そして仕事に対する真剣さです。お互いが自分の役柄をきちんと理解して本当にうまく演じております。当然ファイト中には照れや笑いなどは一切なく、お互いに役に入り込んだ上で闘いを演じております。つまり役柄に入り込んでいるのでお互いに憎みあっている表情とかがよくでていて、これこそが私が”演技系キャットファイト”に求めるものです。
その他の出演者は神山洋子さん、氷室まゆみさん、高木なぎささん、吉村ゆうさんの4人です。この方々も乱戦の中で闘っていますが、私の中ではほとんどないものになってます(菊池エリさんと島田さとみさんにしか目がいきません)しかし乱戦形式をとっていても闘いは基本1対1で行われるものだったので、本当に良かったと心から思いました。
ここからストーリーに沿って紹介させて頂きます。
まず舞台は郊外にあるとあるペンション。そこへ化粧品販売の研修を受けに菊地エリさん演じるまゆみや島田さとみさん演じるさとみを含む6名の女性社員がやってきます。
ここで何故か菊池エリさんだけ役名がエリではなく、まゆみという別の名前で演じてます。ということはもしかしたらなんですが、はじめは主役は菊池エリさんではなく氷室真由美さんだった可能性もあったのかなと思いました。ただこの役は島田さとみさんに負けない演技力と存在感が必要になります。そこで菊池エリさんに交渉して何とか出演してもらったなんてことはないでしょうか。台本を書き直すのも大変だし、まゆみという名前をそのまま使ったのかもしれません。もしそうだとしたら本当に英断と言わざるを得ないですね。ということで一応以降は菊池エリさんは本編の役名である”まゆみ”という名前で記載していきます。
この研修を引率してきたのが、人事部の佐藤です。実は佐藤はまゆみの恋人なのですが二人の関係はまわりにはまだ知られておりません。研修にきた6人のOLはそれぞれ3人ずつの2つのグループに分かれており、お互いのグループはそれぞれ相手の事をよく思っていません。もちろん、まゆみとさとみはそれぞれ別のグループに属しています。
・まじめ組 :まゆみ(菊池エリさん)、真由美、ゆう(左から順に下の4枚目の画像の左、右、真ん中)
・イケイケ組 :さとみ、洋子、なぎさ(左から順に下の3枚目の画像の真ん中、右、手前左)
研修の前の昼食時に、まじめ組内の会話ではイケイケ組の洋子が研修所にベンツで乗り付けてきたことへの不満を口にしていたり、イケイケ組内の会話ではさとみは佐藤が好みだみたいなやり取りがあったりします。
そして研修が始まり、みんな講師の話を聞いています。まゆみは講義を聞きながらつい視線を恋人である佐藤に向けてしまいます。しかしまゆみの視線が自分が気に入っている佐藤に向いていることに気がついたさとみは、まゆみに敵意を抱き、持っていた鉛筆をへし折ってしまいます。このシーンでまゆみに対しての”嫌悪感”や”対抗心”といったものがさとみの中に生まれるという細かい演出がなされていてとてもいいです。
そしてお風呂場でまゆみ達がシャワーを浴びていると、一緒に入っている真由美とゆうがこんな会話を始めます。
「さとみって子さあ、佐藤さんに気があるみたいね」
「うん、さっきもロビーで佐藤さん見つけてしゃべってたよ」
「なんか迫り方が見え見えででいやらしいわよね」
もちろんまゆみが佐藤と付き合っている事を知らない中での会話なのですが、自分の恋人に言いよる女の存在にまゆみは軽い動揺を覚えます。そこにさとみ達がやってきて「ちょっと、あなた達いつまではいってんのよ」「後がつかえてるんだからさっさとあがってよ」と文句を言いに来ます。まゆみが「すいません、もうあがりますから」と大人な対応を見せますが、洋子が自分が置いておいた高級シャンプーを勝手に使ったと言って怒ります。「この施設のものだと思った」という真由美達に対して、さとみは「彼女たちには(化粧品のセールスなんて)無理よ、安ものと高級品の区別もつかないんだから」と言って立ち去って行きます。ここでも佐藤を巡る女の闘いを感じさせる前振りと、2グループの明確な対立が見て取れる演出がなされていていい感じです。
この時聞いた会話が気になったまゆみは夜に佐藤の部屋にこっそり向かいます。部屋に入るなり、すぐにキスをして、愛し始める二人。しかし途中でまゆみがストップをかけます。何で部屋に来たのかと理由を聞かれたまゆみは「ちょっと顔がみたくなっただけ、それにさとみさん達の事が気になって」と言います。そんなまゆみに佐藤は研修中に変なことはしないと言い、自分の熱くなったモノを何とかしてほしいとまゆみに頼みます。
だめよというまゆみですが、佐藤のモノを愛撫するうちに、だんだんとまゆみの気持ちも昂ぶっていき、結局そのまま激しく愛し合うこととなります。まゆみの声は大きく、部屋の外にも漏れてしまっていた為、このペンションの管理人が思わず部屋を覗いてしまいます。しかし覗かれていることも気がつかないほど夢中でHする二人。そこにお風呂上がりのさとみがたまたまやってきます。佐藤の部屋の前で覗いている管理人を見て、何を見ているのかと中を覗くと、部屋の中ではまゆみと佐藤がSEXの真っ最中でした。自分と同じく佐藤を気になっていたと思っていたあの”まゆみ”が、自分を差し置いて佐藤と激しく愛し合っているという現実をこれ以上ない形で見せ付けられたさとみ。屈辱を与えられた怒りの表情を浮かべます。そして、結局SEXを最後まで見届け、怒りの足取りで部屋に戻ります。ちなみに菊池エリさんはこの時腋毛を剃っていませんでした。これはこれで喜ぶ人もいそうな感じですね。
部屋に戻るとこちらでも洋子が研修会の講師とベットでSEXの真っ最中。さらにさとみの怒りに拍車がかかりますが、仲間である洋子にむけられない怒りはそのまままゆみの方に向かいます。そしてSEXを終えた洋子のところに返ってきたさとみ。「わたし許せない」と怒りを露わにし「あのおとなしそうな顔したまゆみにまで馬鹿にされるなんて」と洋子に言います。そして先ほど佐藤の部屋でまゆみと佐藤がやりまくっていたことを洋子に教えます。「前から付き合ってたのかな?」とのんきに言う洋子に「感心してる場合じゃないわよ」と怒るさとみ。そこになぎさが「私頭にきちゃった」と怒りながら部屋に入ってきます。管理人と話をしようとしたら、自分を押しのけて真由美とゆうが管理人にべたべたしてきたとのこと。洋子も「そうなんだよね、あの子たち私のシャンプー黙って使ったり態度でかいんだよね」と言い、完全に2グループ間の対立が浮き彫りになります。そしてさとみは何かを思いついたように不敵な笑みを浮かべます。
夜中さとみは部屋を抜け出し、管理人の元に向かいます。パジャマの上着しか身に着けておらず、パジャマのズボンはおろか、ブラもパンティーもつけてません。その格好でさとみは管理人を誘惑し、1階の広間で大胆にも管理人とSEXをし始めます。自分が気に入っていた管理人をさとみに盗られたなぎさは2階からその様子を見ながらオナニーを始めます。さとみと管理人のセックスがますます激しくなっていく中、洋子がなぎさの元にやってきて、なぎさを慰めるようにレズり始めます。そこへ部屋からでてきたまゆみが歩いてきて、洋子となぎさが激しくレズっているのを目撃します。何なの?という表情のまゆみが階下に視線を向けると、そこでもさとみが管理人と激しいSEXの真っ最中。驚くまゆみですが、結局そこから立ち去らないで、さとみと管理人のSEXが終わるまで見届けてから部屋に戻りました。
このシーンのポイントはやはり偶然とはいえ、さとみのSEXをまゆみが見たということでしょう。この事によりまゆみの中ではさとみをはじめ、洋子やなぎさも”淫乱女で油断ならない”というイメージが生まれ、彼女らに対して嫌悪感がましたのではと思わせてくれる、そんな演出になっております。
そして一夜明けて2日目の研修が始まりました。みんなそれぞれ乱れた夜を過ごしたにも関わらず何食わぬ顔で講義を聞いてます。そして一段落ついた頃、さとみと洋子は佐藤の席に紅茶を持っていき横に座ります。その際にさとみは意識的に椅子を佐藤の方に近づけて体も寄せる様にして座ります。洋子が「昨夜はまゆみさんとすごかったそうですね」と言うと、「困ったな」と照れ笑いをする佐藤。そこにまゆみがやってきます。しかしまゆみは佐藤の両隣のさとみと洋子を見て立ち止まり、恨めしそうな視線を向けます。するとさとみは「昨日抱いてもらったからってね、今日もそうなるとは限らないのよ!」とまゆみを睨みながら言い放ちます。まゆみは一瞬3人を睨みつけると逃げるように、その場から走り去ります。それを見たさとみは満足げに笑います。まゆみはペンションの玄関から外にでると、泥で汚れたかわいらしい人形を見つけ拾い上げます。それを見つめて考えこむ表情をした後、何かを決意したような顔つきに変わります。
このシーンは偶然お互いのSEXを見せつけ合うという間接的に嫌悪感を与えあったまゆみとさとみが、直接的にぶつかり合う最初の場面と言っていいでしょう。この時は攻撃的なさとみに対して言い返すこともできないまゆみという構図で、さとみが先日受けた屈辱(佐藤とのSEXを見せつけられたこと)に対して一糸報いたといった感じになっております。そしてまゆみが汚れた人形を見つけ拾い上げたシーンでは、この汚れた人形のように自分を汚してでもやるときにはやらないといけないということをまゆみが感じたように私には見えました(演出を深読みするとこのような解釈かなと思いました)。
そして夜になります。「よいしょっ」と若干テンション高くはしゃぎながら湯船に入るさとみ、「昨夜は面白かったわよね」となぎさに言います。「そりゃさとみはいいわよー」と不満げに言うなぎさに「今晩もっと面白いことがあるわ」と何かをたくらんだ顔で笑みを浮かべるさとみ。場面は変わりまたもや洋子は研修講師とSEXしてます。一方まゆみは一人真っ暗な食堂でランプをつけて真剣な表情を浮かべています。背後では暖炉の炎が燃え、まるでまゆみの心が燃えているかのようにも見えます。
そしてさとみは洋子がSEXを終えた直後に部屋に戻ってきます。そこで洋子がSEXの際につかったバイブを見つけて手に取り笑いながらこう言います。「ねえ、もっと面白いことがあるんだけど協力してくれる?」
そして場面は佐藤の部屋に移ります。一人で佐藤が本を読んでいるとドアをノックする音がします。「どうぞ」と答えると入ってきたのは、胸元をあけたパジャマをきたさとみと、透け透けの赤いネグリジェを着た洋子、黒いドレス(みたいな服)を着たなぎさでした。多少動揺しながら「何か用ですか?」と聞く佐藤に、さとみは「退屈な夜を皆で楽しもうと思って」と応え、3人は着ていた服を脱ぎパンティー一枚の格好になります。「困るよ」「いいかげんにしなさい」と力なく言う佐藤だが、このおいしい状況に逆らえる男などおらず、ベットの上になだれ込んだ女性3人に逆らうこともできずに、されるがままになってしまいます。このハーレム4P状態にすっかり浸ってしまう佐藤。さとみは大きくなった佐藤のモノを入れようとするなぎさを押しのけ、パンティーを脱いで全裸になると佐藤の上に自ら跨り自分の中に入れます。”自分が気に入っていて”且つ”嫌っているまゆみ”の男のモノを自分の中に入れている喜びから積極的に腰を振り、その快感にあえぎ声を上げます。
そこへまゆみがドアをあけてやってきます。中から聞こえるあえぎ声に思わず部屋の中へ駆け込むまゆみ。そこで見たものは自分の彼氏が、自分が嫌悪感を感じている女3人とSEXの真っ最中という最悪の場面でした。まゆみが入ってきたことに気がついたさとみ達ですが、特にあわてる様子もなくまゆみの方を見ています。そのことでまゆみは自分の手元にあるメモがさとみ達によって書かれたもので、まゆみに佐藤とさとみ達の痴態を見せつけることが目的の罠にはめられた事に気がつきます。「これ書いたの、あなた達が」と聞くまゆみですが、それには応えず、さとみは腰を振りながら「あなたも仲間に入る?」と勝ち誇ったような笑みを浮かべてまた快感にあえぎ始めます。そのやり取りを見ていた佐藤も何も言えず、他の2人もまた佐藤への愛撫を続行し始めます。嫉妬と屈辱、怒りでいっぱいのまゆみに追い打ちをかけるように、挑発的な笑みを浮かべてまるでまゆみに見せつけるようにあえぐさとみ。怒りと嫉妬の炎が燃え盛る中、目をつぶったまゆみですが、何かを決意したように目を開きます。
目をあけたまゆみは一気にベットに駆け寄ると、そのまま奥にいた洋子を突き飛ばします。そして自分の男のモノを咥えこんでいる憎っくきさとみの髪を両手で鷲掴みにすると、そのままさとみの頭を引き上げて引き回し、さとみを部屋の壁に背中から叩きつけます。更に髪の毛を掴んだまま前後に腕を振り、さとみの頭を何度も壁に叩きつけます。あまりの迫力に言葉もでない洋子、なぎさ、佐藤の3人。しかしさとみは大嫌いなまゆみにやられているのは許せないとばかりに、自分の髪を掴んでいるまゆみの両手を握り、まゆみのアソコへ膝蹴りを入れます。膝蹴りの勢いで後ろに下がり、アソコの痛みにうずくまるまゆみ。しかし痛み以上にさとみへの怒りが勝っているのか、さとみを睨みながら立ち上がり、さとみの正面に踏み出します。さとみも同様に一歩踏み出し、闘いを決意した憎しみ合う二人の女性が対峙します。
どう見てもこれから激しい喧嘩がこの二人の間で繰り広げられるということを感じた佐藤が「二人ともよせよ」と叫びます。しかし逆にその言葉をきっかけにしたように、まゆみは大きく右手を振り上げ、さとみの頬に怒りのビンタを放ちます。当然さとみも負けていません。すぐさま右手を振り上げてお返しのビンタをまゆみに返します。
一瞬の間の後、お互いに睨み合った二人はすかさず相手に掴みかかり、いよいよ憎しみ合う女同士の肉弾戦が開始されます。今までの怒りをぶつけるようにさとみの髪を掴み振り回すまゆみ。さとみも服を掴んで応戦しますが、まゆみの怒りの爆発力に若干押されているようにみえます。そこになぎさがさとみの助っ人で参入し、後ろからまゆみのパジャマを引きちぎりにかかります。2対1でも全く怯むことがないまゆみ。上着のボタンがはじけ飛びノーブラの胸が飛び出ても攻撃の手は緩めません。この喧嘩をとめるべく、佐藤が間に入りますが、怒り狂った二人の女は止められず逆に突き飛ばされてしまい、ベットに頭をぶつけて動けなくなってしまいます。
この状況に洋子もなぎさ同様にさとみの助っ人になろうと近づきますが、同じタイミングで騒ぎを聞きつけた真由美、ゆうが駆けつけます。すぐに状況を悟った真由美とゆうはお互いに頷き合い、それぞれ洋子となぎさにつかみかかり、まゆみから二人を引き離します。そして闘いは「まゆみvsさとみ」「真由美vs洋子」「ゆうvsなぎさ」の3組でそれぞれ1対1で闘うという形に落ち着きます。同じ部屋の中で仲の悪いOLグループ同士が3組に分かれて取っ組み合いをするという状況の中、闘いは次第に加熱していきます。(まゆみvsさとみ以外はなくてもいい位なんですが、1対1で闘える状況になったのは本当に重要ですので、いい判断だと思います)
さとみと1対1で闘える状況になったまゆみははげしくさとみを攻め立てます。床に倒れたさとみの髪を掴み左右に振り回し、更に右手を振り回し平手でたたいたりと激しく攻撃します。さとみも足を広げ暴れて抵抗しますが、まゆみも攻撃の手を緩めません。
この流れの中でまゆみがさとみの髪を掴んで持ち上げて無防備になったお腹に膝蹴りをいれるシーンがあります。このときのさとみの呻き声や勢い、その後さとみが悶絶している様子を見ると結構本気な膝蹴りがまともに入っている気がして注目ポイントの一つです。(動画じゃないとちょっとわかりにくいですが、一応以下にその膝蹴りシーンをキャプチャーしておきます。画面の後ろの闘いに注目です)
倒れて悶絶するさとみに対しても容赦なく攻撃を仕掛けるまゆみ。軽く蹴りをいれて上からのしかかります(下の画像の6枚目や8枚目を見るとまゆみの左下でさとみがお尻をこちらに向けて悶絶して倒れこんでいるのがわかります)
まゆみの攻撃はまだ続きます。さとみの腕を取り捻り上げ、さとみを仰向けに転がします。転がされたさとみは全裸なのもお構いなしにアソコ全開にして足を蹴り上げ抵抗します。そこに追い打ちをかけるように踏みつけ攻撃をするまゆみ。圧倒的に優位な体制を維持しつつ、憎いさとみが相手なので容赦しない攻撃で畳み掛けます。
更にまゆみの攻撃は踏みつけから蹴りに変わります。さとみの髪の毛を掴み体制を封じつつ、右足でさとみのむき出しになった右太ももを蹴りつけるまゆみ。しかしさとみもここから反撃に転じます。まゆみのパジャマズボンを掴み、引きちぎるほどに力をいれます。さとみのあまりの力にズボンが破れ、それによりバランスが崩れたまゆみはさとみの髪から手を離して仰向けに倒れてしまいます。自由になったさとみはすかさず立ち上がり、倒れているまゆみに対してお返しの蹴り攻撃を加えます。数発蹴ったところで疲れがでたのか一度さとみの動きが止まります。
その隙をついてまゆみはすばやく立ち上がり、さとみに向かって跳びつきます。お互いの肩を掴んで組み合うまゆみとさとみ。壁にまゆみを押しつけ若干有利になるさとみですが、まゆみも力を込めて抵抗しその勢いでさとみは部屋の外のほうに押し出されます。しかしお互いに組みついているのでそのまままゆみも一緒に部屋の外に出て、闘いの舞台が2階の階段前の廊下へと移ります。
ここから階段前の廊下での攻防が始まります。個人的に本作で一番好きな個所はここかもしれないです。
部屋の外にもつれ合ったまま飛び出したまゆみとさとみ。組み合ったまま力比べになりますが、さとみが押す力が勝ってまゆみを廊下の縁にぶつけるように突きとばします。勢い余って一度離れたさとみですが、すかさずまゆみに跳びつき髪を掴んで体を押しつけながらまゆみの頭を前後に揺さぶります。まゆみも負けずにさとみの髪を掴んでさとみを離そうと後ろに引き、さとみの頭を前後に揺さぶり返します。二人のむき出しの胸がぶつかりあい正に女同士の闘志と意地のぶつかりあいを思わせる攻防といった感じです。この体制からまゆみは何とか力づくでさとみを引きはがすように後ろに突き飛ばします。
しかし突き飛ばされたさとみはすぐにまたまゆみに向かっていきます。まゆみは同じように組み合うのではなく、さとみを横へ押し出しうまく体を入れ替えてさとみを縁側にすることに成功します。そしてさとみを縁に押し当てると頭を低くして、さとみのお腹あたりを何発か殴ります。思わず「いたっ」と声を出すさとみ、まゆみの顔を手で押したりと何とか抵抗します。
この流れのままカメラが一度大きく下がり遠目からの撮影となります(二人のせっかくの素晴らしい演技が見えにくくなってしまい残念でなりません)まゆみはさとみの髪を掴み左右に振り回す攻撃を行っていますが勢い余ってさとみを横にとばしてしまいます。その隙を逃さずにさとみは右肩のあたりに噛みつきます。思わず「いたい」と声をあげるまゆみ。すぐに髪の毛を掴んでさとみを引きはがします。そこに真由美と洋子も闘いながらなだれ込んできます。その時、騒ぎに気がついた研修講師が2階にあがってきて、この女同士の取っ組み合いに驚いて止めようとします。しかし熱くなった女達の闘いを止めることはかなわず、それぞれの喧嘩している最中の女達から突きとばされてしまいます。
最後にゆうとなぎさも部屋から出てきて3組全てが2階の廊下で闘っている状況になります。喧嘩をとめることができない研修講師は女同士の喧嘩の迫力に後ずさりながら佐藤の部屋にはいります。そこでは佐藤が頭を抱え苦しそうに倒れてます。「どうなってんですか、こりゃ一体?」と佐藤に問いかけるも返事もままならない状態の佐藤。そんなシーンが差し込まれます。
ここの一連の流れについては個人的にはもっともっと長い時間、アップでまゆみとさとみの闘いを追いかけてほしかったというのが正直な感想です。カメラがとらえてないところでも二人とも真剣に闘っているだけに本当にもったいないと感じちゃいました。
そしてカメラはメインであるまゆみとさとみの闘いにまた戻ります。床に倒れこむまゆみのパジャマズボンを掴み、はぎ取るさとみ。これでまゆみはパンティー一枚という姿になります。そのまままゆみにのしかかるさとみ。しかしまゆみはうまくさとみの頭を横に押し込んで不利な状態から脱出します。さとみは一度体制を立ち直すべく、追いすがるまゆみを振り切って階段を降りて行きます。まゆみもまた、ふらつきながらもさとみを追いかけて一階に下りていきます。
激しい息遣いのまま、ふらふらになりながら一階に下りてきたさとみとまゆみ。立っているのもうやっとという二人は闘いにより息があがった状態を整えるべく一旦距離を取って睨み合います。しかし、睨み合うとすぐさま二人の闘志が再燃します。
そしてさとみは手元にあった雑誌を掴むと、それをまゆみに向かって投げつけます。まゆみもそばにあったぬいぐるみを掴みさとみに投げ返して応戦。お互いに相手の体に投げつけ合い、手元に投げつけるものがなくなると、まゆみはさとみに向かって走って行きます。
さとみはまゆみのほうには向かわずに後ろの食堂のほうにふらつきながら歩きます。入り口でさとみを捕え、壁におしつけるまゆみ。壁に押し付けられたさとみだが、渾身のちからでまゆみを押し返し、後ろへ突き飛ばします。まゆみはその勢いでテーブルの上に仰向けに倒れこみます。そこにさとみも畳み込んでの攻撃をすべく、自らもテーブルの上にのって、まゆみを上から攻撃します。まゆみもさとみの髪をつかんで応戦してます。また、この時洋子と真由美も闘いの舞台を一階に移し、トップレス状態で組み合ったり蹴りをいれたりして闘っています。実は管理人もドアのところからこの闘いを何事かと眺めています。上半身裸のOL同士が何組も激しく取っ組みあっている状況を生で見れるなんて最高に羨ましいですね。
カメラはまたメインの二人を捕えます。テーブルの上でまゆみを押しつけ、髪を掴んだりの攻撃をしかけるさとみ。しかし、まゆみの抵抗にあい、バランスをくずしたさとみは横に倒れこみテーブルの上から落ちてしまい一度椅子にぶつかった後床に転がってしまいます。このシーン島田さとみさんは結構痛かったんじゃないかなと思います。演技で落ちたのか、あるいは本当にずり落ちてしまったのか判断が難しいほど自然に見えます。
攻撃のチャンスと感じたまゆみは椅子を足で勇ましく蹴飛ばし、テーブルから飛び降りてさとみに跳びかかります。そしてすかさず両手でさとみの髪を掴むと、さとみの頭を床に擦り付けるように振ります。更にたたみ込む様に右手を振り上げ、さとみの顔を2回ほど叩き、また髪を掴んで攻撃します。
さとみに馬乗りになり、髪を掴んだりさとみを叩いたりして攻撃するまゆみ。さとみも懸命に下から髪を掴もうとしたりまゆみの顎を押したりして反撃してます。二人とも闘いの疲れから息遣いは非常に荒く、顔をはじめ全身汗だくの状態で、まさに体力的にも限界ぎりぎりの死闘といった感じで素晴らしいです。またこのような状態でも二人とも「この女には負けない」という気持ちが表情からにじみ出ていたり、喘ぎ声にも似た荒い吐息がこの闘いを一層見応えのあるものにしております。
何とかまゆみを横に押し倒したさとみ、すばやくまゆみに覆いかぶさります。しかしここでカメラが真由美vs洋子に移ってしまいます、せっかくの見せどころなのに残念。ちなみに他の2組も着ているのはもはやパンティーのみという状態になっており、OL6人が全員上半身裸で喧嘩をしているという夢のような空間になってます。
そしてカメラがまたメインの二人に戻るとまたさとみは床に仰向けにされてまゆみに横から押さえつけられてます。カメラが見えない時にまゆみの切り返しが決まったみたいです。ここからこの闘いの最後の見せ場に突入します。キャプチャ画像を見て頂いて分かる通り、さとみは押さえられつつもしっかりと右手でまゆみの髪を根本のほうから掴んで引っ張ってます。痛みでまゆみの顔がゆがみ、頭が引っ張られた方向へ引きずられているのが見てとれます。つまりこのシーンのさとみの攻撃は単に髪をつかんでいるのではなく、完全なヘアプル攻撃をしているということになります。この時のまゆみの顔も、痛みを我慢しつつも闘志に溢れていて最高です。
そしてカメラはまた部屋全体を移す感じになります。この時まゆみはさとみに馬乗りになった状態でさとみの手を掴んで床に押しつけて攻撃してます。しかしさとみも何とかまゆみを横に押し出し、馬乗り状態から脱出し、膝立ちのままお互いにまた組み合って闘おうとするところで、画面は闘い終えた状態にフェードアウトしてしまいます。そしてそこに映し出されたのは女同士の死闘により精魂使い果たしぼろぼろになった6人の女。さとみだけ全裸、他の5人はパンティー1枚といった格好のまま、もう動くことができないといった感じで各所にころがっております。
最も激しい死闘を演じたまゆみとさとみも闘いをやめて倒れこんでいます。見る限り決着はついていない模様です。しかしさとみが若干まゆみのほうに顔を向けてみると、まゆみが体を起こし、顔を上げさとみを見つめてきます。
まゆみの顔を見た瞬間から、疲れて放心状態だったさとみの表情が一息ごとに険しく闘志あふれた表情へと変わっていきます。そして徐々に闘志をみなぎらせるさとみの顔を見たまゆみもまた何とか体をおこして、闘志あふれる表情へと変わっていきます。「この女だけには死んでも負けられない、決着がつくまでとことんやってやるわ」という心の声が聞こえてくるかのような素晴らしいシーンです。実力派の二人だからこその演技で、CF好きの私には感動すら覚えてしまいます。しかし残念ながらここで本作は終了となります。この後の展開を妄想したくなる素晴らしいラストシーンでした。
<所感>
かなりのボリュームになってしまいましたが、皆さまいかがだったでしょうか?
今回このページを作成するにあたって、改めて本作を全編見返してみましたがやはりいいですね。特に要所要所で散りばめられた「相手の女を嫌悪し憎しみ合うエピソード」がうまく演出され、最後のキャットファイトに至った説得力につながっているところは本当に素晴らしいと思いました。また本作は女闘美第一作目や第三作目と違って闘う二人の女性がお互いに研修にやってきた同格のOLというのが個人的にはうれしいし、同じ男を巡って争っているというバックボーンも申し分ない感じです。
またやはり物語があるキャットファイト作品は演技力が重要になります(ただし収縮器官のようなCFの神が舞い降りたかのような奇跡が起こった作品は除きます(笑))菊池エリさんも島田さとみさんも演技力は申し分なく、更に闘っている時の表情や声が非常に良く本当に魅力的でした。このキャスティングと配役に拍手を送りたくなります。
改めて本作に関わった全ての方に感謝いたします
最後に一応お断りしておきますが、本作は”私個人”にとっては本当に特別な作品なのですが、手放しで誰にでも薦められる作品かというとそうではないかもしれません。幸運にも特に苦労することもなく露出度の高いキャットファイト映像が豊富に見られる時代に生まれ育った方々から見ると本作のキャットファイトシーンを見ても”大したことないんじゃない?”という感想を持つ方もいると思います。
ただ人には誰でも心に焼き付くような原体験や思い出というものがあると思います。私にとってはこの「女闘美2 化粧部員のジェラシー」がCFにおけるそれにあたる作品ということになるのだと思います。
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