日本映画CFの最高峰(更新:2022年10月29日)

本日の更新は日本映画で見つけたキャットファイトの中の「日本映画09 [1983年~1986年]」でピックアップした
陽暉楼(1983年)
について公開します。

この作品のキャットファイトは個人的には日本映画で見られるキャットファイトの最高峰の一つだと思っております(おそらく今後もこの作品を超えるものは残念ながら出てこないのではないかなと思っております)
監督は日本映画のキャットファイトを数多く手がけられた五社英雄監督。闘っている女優さんはビジュアル、演技力共に申し分ない池上季実子さん浅野温子さん、その時の服装は日本ならではの着物姿。そして闘いは泥臭く掴み合い殴り合うと言った正にキャットファイトど真ん中という感じで見ごたえ十分です。
海外映画を含めても世界の映画キャットファイトベスト10には間違いなく入ってくるであろう作品だと思っております。
この評価は私の個人的な意見ではありますが、今までに世界の数多くのキャットファイト関連のサイトでもこの作品は紹介されていたりして知名度という点でも申し分なく、本作が日本の映画キャットファイトの代表作として挙げられるということについては大多数の方は異論はないのではないかなと思っております

この作品は映像的にも素晴らしい闘いを見ることができるのですが、注目すべき点は、作中で演じられている役としての女同士の因縁ではなく、その撮影に至る過程での女優の闘いへの気持ちの作り方になります。お互いに撮影前から口をきくなと言われ、半端なことをするなと女優としてのプライドを刺激するように煽られて気持ち的に追い詰められた上で闘いに望むことになる二人の女優。そして喧嘩シーンは闘いの段取りも最低限の要所要所は決まっているが、その間の遊びの部分についてはそれぞれに任せられており、二人の女の気持ちが入った闘いになっており、演技によるキャットファイトの可能性を感じさせてくれる中身になっていると思います。この辺りの話については紹介ページに浅野温子さんの対談でのコメントを載せておきますので見てみてください。

本映画に添えられた最高のキャッチコピー女は競ってこそ華、負けて堕ちれば泥にふさわしい本作の最高のキャットファイトが後世に伝わっていってほしいなと思います。

日本映画で見つけたキャットファイト
 →日本映画09 [1983年~1986年]
  →陽暉楼(1983年)


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